|
カテゴリ:★★★★★な本
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくるー。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。 <感想> ★★★★★ 文中に「五年後だったら・・」という箇所がありますが、今は戦争体験者 から直接話を聞くギリギリのタイミングなのかもしれません。 戦後21年目に生まれた私はそれをどのように次の世代に伝えていくの か?などと昨今考えています。 おそらく百田さんもそんな想いを持って いるのではないかと思います。 この本がさらに多くの人たちに読まれる ことを強く希望します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.01.04 21:10:07
コメント(0) | コメントを書く
[★★★★★な本] カテゴリの最新記事
|