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カテゴリ:着物
浴衣一枚をやっと仕立てあげたばかりの私。
なんと、次は、正絹の単です。 向かいの席でいつもいろいろ助けてくれるOさん。 「あなたね、これを作るつもりなら、今日から毎日運針の練習をしなさいね。絹は縫いにくいし、つれ易いし、単は縫い目が目立つのよ。 絹と木綿って、そんなに違うんだあ。 似たようなもんだと思ってましたよ・・・。 ちなみに、隣の席の、4ヶ月ほど早く教室に入って、もう浴衣を2枚は仕上げている方に、 「この間縫ってらっしゃったのって、単ですよね。絹ですか?」 ときいたらば、 「あれは木綿なの。」 モノを知らないってオソロシイことですね、ハイ。 さて、言われたとおり、裏から中温でアイロンをかけ、1mごとに糸印はしてきたんですが。 巻芯無しで巻いて縦にして持ってきたせいで、布の真ん中がしわしわ。 「これ、ダメよ。布を裁つ前はしっかり伸ばしておかなくちゃ。柄合わせだってあるんだし。」 へ?これ、飛び柄だし、柄あわせしなくてもいいと思ってたんですけど? 「こういう柄ほど、柄合わせは難しいのよ。」 笑われちゃいました。しょぼーん。 「昔はね、裁ち切り専門の人がいたのよ。洗い張りの後の縫いが安いのは、古い着物だからじゃないのよ。もう切ってあるから安いのよ。それくらい、柄あわせっていうのはね、難しいのよ。」 なるほどー。 ハサミを入れる難しさを学んだ1日でした。 絹糸とミシン糸(60番)、それに4番の針を買いに行かなくちゃ。 ミシン糸はくけるのに使うんだって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年10月19日 23時33分11秒
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