手帳カスタム用の詩 参照【real time】
君はあの日を覚えているだろうか手を繋ぎ歩いた夜道まだ秋風吹く頃君との意味も無い言葉を交わす緩い足取りで 駅を過ぎる頃猫が近づく君は嬉しそうな表情を浮かべ指招く猫に嫉妬した僕もいたけれど幸せそうに抱きかかえ電灯に光る君に目を奪われた君はもう覚えていないかもしれないただ僕だけが思い出深く思うだけかもしれないそれでもあの日を悔いて止まないあの日以来 君の顔を見られずにいるどうしてどうしてあの時目に焼きつけておかなかったのか悔いて止まない去った残像とあの涼やかな風だけが記憶に残り 君の顔すら忘れてしまった戻りたいわけじゃないあの時に言えなかった言葉や表せなかった思いをもう一度だけでもあの場所で君は感づいていただろうか僕の泣き顔を。君へ 君に もう一度 逢いたい叶わなくても