テーマ:マラソンに挑戦(5688)
カテゴリ:ジョギング・マラソン・ランニング
20~30キロの間は何度リタイアを考えたことか。
そんな風にしていると、3時間58分に34キロ地点通過。ここは4時間15分で閉める関門。どうにか時間内にクリアできました。 マラソンをしていると、なんで走っているのか、と自分自身分からなくなります。 だって、大雨ですよ。誰に頼まれたわけでもないのに、走るわけですから。 ホント、どうして? そんな時スタッフの掛け声が励みになるわけです。 「後少しです。頑張ってください」 スタッフの人たちはマラソンをしているわけではないのに、大雨に打たれています。大変ですよね。僕には、走る明確な理由は見つかりませんが、サポートしてくれる人に返せるのは完走するくらいしかありません。 確かに後少しだ。走ろう。 関門を突破して300メートル。今度は一団が追い抜いて行きます。 先頭のランナーの胸には「ペースランナー5時間」と書かれています。 前に書いた通り、このマラソンの制限時間は5時間。 ってことは、この集団について行かないと、完走できないということだ。 実際は早くないスピードだと思うのですが、疲れきって、痛みと闘っている僕には途方もないスピードに思えるんです。 1人のペースランナーはもう1人のペースランナーに「ちょっと早いよ」って、話しかけています。 「このペースだと(4時間)57分台」とか。 5時間ちょうどでは制限時間外になる可能性もあるでしょうから、早めに走っているでしょう。 道は舗装から畦道に変わります。これまでは水溜まりの度に避けてきましたが、もうそんな余裕はありません。どうせシューズはビショビショ。最短コースで走り抜けました。 ここで気持ちを振り切りました。 被っていたゴミ袋を外し、給水場で捨てました。気分はサングラスを外してラストスパートをかけた高橋尚子とでもいいましょうか。ゴミ袋とオークリーか何かのサングラスではえらい違いですが(笑)。 夢はかなう 楽天で探す! ガーデニングしよう! 去年の日記は?2006/03/25 ブルース・チャトウィン「ソングライン」~10年手帳 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/03/27 02:30:08 AM
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