モールスキンとめぐる冒険

僕がCaplio GX100をよほど楽しそうにいじっていたのか、配偶者がコンデジを欲しがっています。


《新品》RICOH Caplio GX100 VFキット
Map価格 59,810円 (税込 62,800 円)

彼女はデジカメはよく分からないのですが、ネットで最安値や口コミ情報を見て研究しているようです。かなり下調べをしていて、「広角って？」「ISOって？」「デジタルズームと光学ズームの違いは？」と聞かれます。カメラにはそれぞれ特性があって、用途に合わせた商品探しをしないといけないと気付いたそうです。

候補に挙げたのは僕が使っているCaplioGX100の普及モデルR6。

楽天最安値はこれ。

RICOH(リコー) 724万画素・28mmワイド・光学7.1倍ズーム「デジタルカメラ」Caplio R6R[CaplioR6...
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ズームも光学7.1倍だし、マニュアル操作もできるので、かなり遊べるカメラです。人気上位だし、口コミも上々。

しかし、彼女の決め手になったのは、色。無類の赤好きなので、ラインナップに赤があったのがよかったようです。

実際に手に取って見たいというので、先週末、ヤマダ電機に出掛けました。

R6で撮影してみて、画質をチェック。ほかと見比べてみて、「あれ、違う」と配偶者。

ライカレンズ搭載のルミックスやソニー製のシャープさに比べ、発色が明らかに劣る。「ああネットでの評判は本当だ」と配偶者。

読みかじったネット情報によると、R6は室内での撮影に弱いんだそうです。

「ほぼ決めていたけど、候補から落ちたわ。やっぱり、見ておいてよかった。まあ、２台同じようなカメラはいらないでしょう」

彼女は室内での撮影を想定しているようで、女性ですから肌色の写りの良し悪しも気になるのでしょう。

R6は屋外環境で撮影されたものを見る限り、画質は悪くない。むしろ風景画のクオリティは高い。

しかし、デジカメの購入の決め手の一つが店舗での試写だとすれば、RICOHは蛍光灯下の画質にも力を入れるべきだったでしょう。そんなところに関心を示さないところがRICOHらしいとは思いますが。

僕が一通り、コンデジを触った感じで好印象だったのは、富士フィルムのFinePix F31fd。


FUJIFILM FinePix F31fd
価格 22,448円 (税込) 送料別

これはヤマダ電機でも23000円強とお手頃。そろそろ生産は終わりのようで、量販店でも底値の模様。

配偶者によれば、これは去年のモデルで、新機種も出ているそうですが、むしろこちらの方が画質が優っているとの評判。お遊戯会、授業参観などで子供の写真を撮るには最適と言われているそうです。

ホント僕より詳しい。「コンデジのレビューを読むとすごいよ。何台か持っていて、用途によって使い分けてますっていう人が結構いる。おかしいよ」と言いながら面白がっているようです。

僕はこれを強く推したのですが、「だけど、デザインがなあ」

確かにシンプルでデザインにはまるで比重がおかれていない感じ。なにしろ、彼女が所望する赤がない(笑)。

画質は良くとも、ちょっと重厚なルミックスにはひかれなかったようで、目が行ったのはソニー製品。僕はメディアに独自のメモリースティクを採用しているソニーは好きにはなれないのですが、ハイビジョン画像と銘打つだけにきれいで、顔センサーの追尾の精度も高い。動体への撮影でも瞬間を捉えてブレない。たいしたものです。


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「ソニー、急浮上だよ。携帯電話も音楽プレーヤーもソニーだしなぁ」
と悩みだしている。

しかも、今度はレンズが飛び出ないタイプのT100に興味ありの様子。

好みの赤があるからだ。


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「これって、最初にいいと思ったやつなんだよねぇ」

じゃあ、いままで悩んでいたのは何だったのか？(笑)ホント、女子の買い物に付き合うのはイヤです。

「やっぱり第一印象で決めちゃおうかな。第一印象で決めて、外したことないし。結婚もそうだったし」
となぜかゴマまですられました。

実は僕らは出会いから18時間で結婚を決めました。ウソのようなホントの話。若かった。しかし、来月で12年目。もうそんなには若くない。

しかし、デジカメ選びと結婚は同列で語るのはいかがなものか、と思いますが…(苦笑)。


去年の日記は？

2006/06/20　黒星病でしょうか？