テーマ:お勧めの本(7406)
カテゴリ:books
日本初の国際放送を行うなど日本の通信に大きな貢献をした近代化遺産・検見川送信所が取り壊しの危機にあります。これを保存、再生できないかを考えるプロジェクトです。 賛同してくださる方は以下のソースを貼り付けてください。 <a href="http://moleskine.air-nifty.com/photos/kemigawamusen/" target="_blank"><img src="http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000060947/20/img2159e7f1zik6zj.jpeg" width="170" height="60" alt="musenhozon.jpg" border="0"></a> 連戦連敗 本体価格 2,400円 (税込 2,520 円) この連戦連敗こそが、安藤忠雄のキーワードなんだと思う。 現代建築の雄が?とギャップを感じる人も少なくないと思うだろうけど、実際に連戦連敗なんだそうだ。 つまり、大きな施設などは施主が条件を出し、建築家のコンペで決まる。出した図面が気に入られれば、面接に呼ばれたりして、プレゼンを行う。 骨身を削った仕事も、コンペに勝たなければ、ただなのだから、建築家はタフな仕事だ。 連戦連敗とは自虐の言葉であるが、同時に、安藤氏の決意、開き直り、力強さを感じる。つまり、これは挑戦者としての決意表明なんだと思う。 安藤氏は長らく不遇の時代を送った遅咲きの建築家ルイス・カーンの生き方を紹介し、最後にこう結んでいる。 マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して(DVD) ◆20%OFF! 生きるとは何か、人間の生とは何か。その答えは一人一人が、それぞれの生き方を通じて表すものである。私もできるならば、カーンのように闘い続ける生き方を選びたい。自分の信じる道を最後まで貫き通したい。 カーンの遺した言葉の中に、私が目にした中で最も気に入っているものがある。 「創造とは、逆境の中でこそ見い出されるもの」 元ボクサー。ファイトマネーで世界を放浪し、独学で建築を学んだ安藤氏にとって、「建築は闘いだ」という。全身全霊を捧げるのが建物だ。 しかし、安藤氏の考えがすごいとは思わない。建物は人々が日々暮らす場所であるから、むしろ、当然なんだと思う。闘いの産物が建物でなければならない。 もっとも、全てのプロフェッショナルと呼ばれる人にとって、仕事というのは闘いである。人様から金をもらうということは、そういうことだ。 僕も安藤氏と同じく連戦連敗だ。そして、不名誉ながら、その記録を更新中だ(汗)。 楽天で安藤忠雄を探す。 去年の日記は? 2006/8/24 ゼラニウム定点観測 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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