カテゴリ:書斎
思い切って購入した富士通のスキャナー、ScanSnap S1500。約1か月、「自炊」(電子書籍化)に使ってみたが、これがなかなかよい。特に、iPadなどタブレット端末を持っている人にはぜひオススメしたい。
効能をあげると、以下のものになる。 (1)スキャナー自体がコンパクトなので場所を取らない。 (2)書棚がスッキリ (3)積ん読本が減った
「自炊」は難しい、と思われる方もいると思う。しかし、そんなことはない。自炊のやり方はネット上で多数あるが、僕のやり方を紹介します。 最初は失敗してもよいと思える本を選んでください。僕はブックオフで105円で購入したものを使いました。 本の分解はほとんど、カッター、はさみは使わず、「手」を駆使。肉体作業です。 (1)まずは表紙を引き千切る。文庫本は概ね大丈夫だが、ハードカバーの分解にはカッターが必要。 (2)半分のところで割く。さらにその半分にしていく。 (3)とめている部分にはノリや糸がつくので、ノリは極力、手ではがす。ダメなら、ハサミやカッターで。 ※文庫本はほとんどの手で作業を終えることができるが、ハードカバーは多少厄介。 スキャンの設定 コミック(モノクロ)=グレー、ファイン 小説(モノクロ)=モノクロ、ファイン 画像の解像度はファイン(グレー200dpi、白黒400dpi相当)で十分。字はモノクロ、絵、イラストがあるものはグレーモードを。 原稿は横置きにした方がオススメ。排出の際に安定感がある。縦置きすると、バラバラになってしまうことも。 スキャンは紙質によるが、50~70枚くらい一気に読み込める。 pdf出力にして、後は同梱されたソフトで、複数のファイルをまとめるだけ。全般にほとんど単純作業なので、テレビなどを見ながら作業でよい。 本の分解は若干の罪悪感もありますが、読まないより読む方が言いわけで、その辺は割り切りが必要。 もちろん、本の形で取っておきたい本もありますよね。(1)積ん読本を読むため、(2)書棚に置く本のスペースのために「自炊」をするわけです。 本は年月が経つと、劣化して、かび臭くなったり、本独特のニオイも発生するので、手に取ることが嫌になることもありますが、電子書籍化しておけば、いつでも清潔なままです。 何冊か「自炊」すると、欲しくなるのはやっぱり欲しくなるのは断裁機。ただ、断裁機は非常に場所を取るらしいです。 書斎のスリム化のために、導入するわけですから、この辺は考えどころ。また、キンコーズなどでは1冊100円程度で断裁してくれるそうなので、300冊以上、「自炊」しないと、元は取れません。悩みどころですね。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[書斎] カテゴリの最新記事
|
|