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今日は少し僕の現役時代の話しを。
華やかなオールスターですが、実はプロ野球選手にとって、シーズン中唯一体を休める貴重な時なのです。結婚してからは、オールスター期間の休日は、毎年恒例で家族と過ごしていました。2日間の休みがあると、休み明けの練習が午後からだったので、家族サービスと自分の体を休める目的で、2泊3日で温泉に行っていました。温泉は、体を休めるには一番ですし、家族とゆっくりと過ごす時間は何よりも気持ちが休まりましたね。 でも、プロ野球選手にとって、オールスターはまさに「夢の球宴」。あの舞台に立つことは大きな目標でもあります。僕は巨人時代に一度出場しました。当時は交流戦なかったので、この大舞台がパ・リーグの選手と初めて対戦する機会でした。当時西武の4番だった清原和博選手とダイエーの佐々木誠選手にホームランを打たれ、パ・リーグとの力の差を感じました。 でも、試合中に他のチームの選手と話しができて、とても勉強になりました。同じストッパー役の投手とストッパー談義や、打者はどういう風に自分を見ているかなど、野球の奥深い話しが出来て、貴重な経験になりました。 オールスターはすごいバッターと対戦できることを自分自身で楽しむこともできます。自分の力を試すため、全てまっすぐを投げました。スライーダーで空振りが取れるところでも、あえてまっすぐで勝負。ホームランは打たれましたが、思い切って自分の力を試すことが出来て楽しかったですね。 今年のみどころは清原(オリックス)対藤川(阪神)の対決でしょうか。オールスターはやはり特別。力と力の勝負、野球の醍醐味を見ることが出来ます。イーグルスからはフェルナンデスと福盛が出場します。特別な経験になると思うので頑張ってほしいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 21, 2006 10:12:13 PM
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