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石毛博史の直球勝負

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石毛 博史

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 後半戦は、札幌ドームで2連敗と残念なスタートとなってしまいましたが、7月29日の西武戦、ホーム・フルキャストスタジアム宮城で劇的な勝利。後半戦の初白星を飾ることができました。

 何と言っても大きいのは、一場投手に勝ち星がついたこと。これは、大きな収穫になったと思います。この試合で一場投手は、とても丁寧に投げていました。これまでは数字が欲しくて、がむしゃらに投げていたという印象もありましたが、この日は違いました。そして、8回まで3失点で耐えたことで、7回の山崎武選手のホームランが生まれました。エースが踏ん張って、それをなんとか盛り立てたいというチームの気持ちが、勝利を呼び込んだと言えるでしょう。また、丁寧に我慢強く、というこの日の一場投手のピッチングは、みんなにいい見本にもなったと思います。

 逆に、翌日のゲームはとてももったいない負け方です。最後は守護神・福盛投手が打たれて敗れましたが、福盛投手が努めるストッパーとは、とても重要なポジション。チームが勝てば打った人、先発投手が頑張ったと言われ、負けるとスットッパーが打たれたから負けたと言われる。とても厳しいポジションではあるのですが…。
 やはり、耐えてもらわないとチームの勝利はありません。自分自身もストッパーを経験していますので気持ちはよくわかります、だからこそ頑張って欲しいと思います。

 また、打撃面では山崎武さんのホームランは、チームが勢いをつけるためにとても効果的だったと思います。チームが落ち込んでいるところで、とても元気を与えていたと思います。ベテランらしい仕事ぶり。このようなベテランの頑張りを見て、若手も「負けないぞ!」という気持ちを持って頑張って欲しいですね。





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Last updated  Apr 7, 2012 11:58:03 AM
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