|
テーマ:おすすめ映画(4071)
カテゴリ: 映 画
今週末(6月18日)公開の話題の映画といえば、『バットマン ビギンズ』や、『ザ・リング2』をみなさん思い浮かべるのではないかと思います。が、私個人的にお薦めしたいのは、『砂の器<デジタルリマスター版>』です。
「砂の器」といえば、日本映画史上に残る名作中の名作です。 原作は「松本清張」の代表作の一つである社会派ミステリー。去年、「中居正広」主演でTBSでドラマ化され放映されていましたので、そのドラマでこの作品のことを初めて知った方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ドラマも人気が出て高視聴率をマークしていたように思います。 しかし、私としては、松竹 110周年特別企画としてリバイバル上映される、この機会に是非映画館でご覧になることをお薦めしたいです。 悲しく切ないその物語もそうですが、差別問題を真っ向から取り上げたテーマ性は、恐らく公開当時、かなりの話題を呼んだ作品ではないかと想像します。 また、感動的な盛り上がりを見せるクライマックスシーン、タイトルバックにもなっている、寒々とした海岸線を彷徨う親子の姿、映画館の大きなスクリーンで是非多くの方に観ていただきたいと思います。 最近は、良くも悪くもCGやSFX/VFXで魅せる映画が多いですが、たまには、この「砂の器」のような重厚な人間ドラマを楽しまれてみてはいかがでしょうか? 監督の演出・脚本・役者の演技・カメラなどなど、どれを取っても優れた秀逸な作品です。 もちろん、「砂の器 DVD作品」も出てはいますが、日本映画の名作を堪能出来る絶好の機会です。是非、映画館でお楽しみください。 砂の器 公式サイト はこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/04/10 05:31:49 PM
コメント(0) | コメントを書く |