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2004/10/14
テーマ：海外生活(7774)
カテゴリ：カテゴリ未分類
喉の痛みが引いたと思ったら 今度は右耳が痛くてどうしようもなかった。 今朝朝一でファミリードクターの所へ行って来ました。 受付の女の人は英語が得意ではないから、 いつも２人でジェスチャーを交えてのやり取りが始まるんです。 その時に彼女がブロークンな英語でこう聞いて来ました。 「Hitomiはカトリック教徒なの？」 彼女の指は、私が身に着けていたロザリオを指差しています。 「あ～～！ そうか、そうか。。。（笑） 私は仏教徒だけど、ロザリオを身に着けているのは 夫の宗教であるカトリックをRespect(尊敬、敬意）しているのでしているんです。」 そう言うと彼女は目を輝かせて カウンター越しに身を乗り出して、更に色々質問して来ました。 「最近はプエルトリコでもリッキー・マーティンを初めとして、 仏教徒が増えて来ているけど、仏教ではそういう教えなの？」 「ん～～。。。というか、 私自身が、唯そういう考えなんです。 人に危害を加えたりするようなカルト宗教は別として、 誰が何を信仰しようがそれは自由です。 信じるものが、仏陀であろうが、Jesus Christであろうが、マリア様であろうが、アラーであろうが、 とにかく全ての“神”と言われるものを私は尊重したいんです。」 彼女は大きく頷きながらカウンターから出て来て、私の隣に座りました。 更に話は子供にどの宗教を教えるつもりなのか？ カトリック教会へは行った事があるのか？ などと次々と深く質問は続いて行って、 “お～～～い！ 仕事しなくていいぉ～？” って、私の方が冷や冷やしてしまった。（笑） ところで、 旦那の従兄弟のルイス君。 前にも日記に何度か登場した人物なので、知っている人も居るとは思いますが、 簡単に紹介すると、 彼は４２歳。 アンディー・ガルシアをハゲにしたような 甘いマスクが自慢のトライアスロン命人間。 ２年前に離婚。２人の可愛い娘が居る。 現在、美人なエアロビクスのインストラクターのガールフレンドが居る。（結婚を考えてはいるが、自分に自信が無い） 離婚の原因は色々あるのだろうけど、 彼の最大の欠点と言うのが、 いつも辛い現実にぶち当たると 安易な道を探して逃げてしまうという事。 ４２年の間、そんな事の繰り返しで 今では適当にセールスの仕事をして 生活の重点はあくまでも自分の趣味であって、 今ひとつ、パッとしない人生を歩んでいる。 そんな彼だけど、今までは熱心に教会に通って 人生の導きを乞うていた。 だからまだ救い様があったとも言えますが。。。（苦笑） 今年の夏旦那の実家のパーティーの席で、 私はある事がきっかけで ルイスと宗教や人生観について２時間も立ち話をして 旦那にやきもちを焼かせてしまった。 という事がありました。（笑） そうなったきっかけというのが、 ルイスが私達家族を見ていて、ふと漏らした言葉からでした。 ル：「Hitomiは今幸せなの？」 私：「もちろん！」 ル：「ここ（プエルトリコ）の生活もあと２年だけど、 次はどこへ行くの？」 私：「さぁ～～～？（笑） 私ね、次はどこへ行くのとか 何も期待しない事にしているの。 だって何がどうなるかなんて分からないし、悪い事が起こるかもしれない。 それに、 どこへ行こうが又新しいチャレンジの始まりでしょう！」 ル：「そんなにしょっちゅう引越しして嫌じゃないの？」 私：「とんでもない～～～！ 逆に楽しみでもあるのよ。 今度はどんな所でどういう経験が出来るか？ って考えるとワクワクしちゃうもん。 そう言う立場に居られるという事は、 とっても有難いとも思ってるの。」 ルイスは今までに無い真剣な目をして 私の話を聞いていました。 ル：「僕は今凄く迷っているし、何をどうしたら良いかも分からない。。。。Hitomiはどうしてそう言う風に考えられるの？」 私：「多分お気楽、楽天主義という事と、 宗教のお陰かも知れない。」 そう言う事から、仏教や人生観の話に花が咲いたのでした。 一口に仏教といっても、色々ですよね。 ここで私が何を崇拝、信仰しているかと言うことよりも、 何を心の支え、生活のCore（核）にしているか？ という事を、ルイスに話したのでした。 これは私が常にモットーとしている事であって、 日記を読んでくれている皆さんに思想の押し付けをしようなどと言う やましい考えは何一つ無いので、誤解しないで下さいね！ ついでに、これは何の宗教でもありません。 私が今まで聞いたり読んだりしたものの中から 自分なりに混ぜて、解釈しただけのものです。 私の考えは、 自分がこの世に生まれて“現世”という中で生活をしている。 これは所謂修行の場であって、 自分の欠点や、前世から引き続いて持っている“業”、そして弱い部分と、 この現世の中でどういう風に向き合って 解決して死んで行くのか。。。 自分をどれだけ変えられるのか？（自己改革） 又、高められるのか？ そう言う風に考えています。 神様！ 仏様！ と、願う事も良いけれど、 実際に自分が辛い思いをして動かなきゃいけない。 他力本願よりも、自力。 自分しか己を変えられるものは無いと信じています。 と、まぁ～この様な話をルイスにした訳なんです。 ルイスは約２時間の間、ほとんどしゃべることは無く、 ちょっとした質問くらいで 唯黙って私の話を聞いていました。 旦那はルイスに関しては、仲の良い従兄弟として、 彼の人間（男）として、ぐうたらで煮え切らない生活態度に 物凄い苛立ちを覚えながらも、半分さじを投げたような発言もして居ました。 「ルイスと何をそんなに真剣に話をしていたんだ？」 「うん。。。別に。。彼のガールフレンドや 宗教や、その他諸々の事よ。」 話終わった後のルイスは、 いつものオチャラケた態度はどこかへ行ってしまって、 何だか力無く、 「今晩はもう疲れたから帰る。。。。」 そう言って帰ってしまいました。 あれから３ヶ月。。。。 二週間ほど前に私の家で ちょっとした小パーティーをした時に、 久し振りにルイスがガールフレンドを連れて来たんです。 相変わらずのオチャラケ振りを発揮していました。 所が、今日は金曜日（花金）だと言うのにルイスが 「明日の朝７時に、セミナーに出なければいけないから、 今晩はもう帰る。」 と言い出しました。 私はてっきり、仕事の関係かと思ったんですね。 その日はそのままお別れをして、 翌朝旦那が、昨晩泊まっていったルイスの弟ハビエルと ルイスの話をしていました。 「お～～。 Hitomi! ルイスが仏教徒になったの、知ってたっけ？」 「はぁ～～～～！？」 私は驚きで、キッチン中に響き渡るような 奇声を上げてしまいました。 ルイスがセミナーに出ると言っていたのは、 実は仏教のセミナーだったらしいのです。 あの怠け者のルイスが、 休みの日に仏教のセミナーに出席だってぇ～！ 旦那もハビエルも怪訝そうな顔をしています。 ハビエル：「う～～～～～～ん。。。。。。。 ルイスは一体何を考えてるんだ。。。。。」 今度は何だ？って言う感じで呆れています。 私は一人心の中でニンマリしました。 “ふふふ。。。ルイスが動き出したな。” そう思ったからです。 別に仏教徒になったから、、、、と言うわけではなくて、 今までの彼は苦労を極力避けて通って来ていた。 それじゃいけないんだって言う事に気が付いて、 そんな自分を変えようと、思い切って実際に行動に移した。。。。。 これは今まで無かった事です。 彼にとって、初めの大きな一歩だと思います。 私は今ルイスと話をしようとは思いません。 彼の今後を、黙って見守って行こうと思います。 彼が私に仏教徒になった報告をあえてしなかったのが 分かるからです。 仏教徒になった報告なんかよりも、 きっと自分が変わった姿を 私達に見せる事が先だと思っているのではないか？って そう思います。 何となく、今度は彼が少しでも変わるような。。。 そんな確信の様なものがあります。 ルイス君、 今度は“本気”で頑張って欲しいな。。。。 おっと～～～。 私もはっきり言って、 人の事をここで偉そうに言っている場合じゃないんですよね～～～（苦笑） 私も彼同様に、気を引き締めて頑張らなくっちゃね♪ ＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊ ＊ CARDIO STRIKE ZONE Plus BOOT CAMPw/Terrie Reeves(９０分） ウォームアップ ７分 ストライクゾーン ワークアウト ３７分 ブート キャンプ ワークアウト ３０分 クールダウン ３分 コアー コンディショニング（主に腹筋）＆ストレッチ １０分 ストライクゾーンは主にキックボクシングを取り入れた運動です。 アドバンスなのでかなりきついです。 ブートキャンプはその名の通り、ミリタリーのブートキャンプのように 号令なんかが入って結構面白いです。 かなりと言うよりも、“超”ハードなエクササイズ！ 腕立て伏せも普通のではなく“片手”とか、ひねりがあったりします。 腹筋もアドバンスで、泣きが出るほど！？きついです～～！ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2004/10/14 12:53:05 PM
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