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カテゴリ:Puerto Rico紹介
あ~~~。。。毎日があっという間に過ぎて行く。。 という事は、その分年も取っているっていう訳で、 今更ですがちと焦る、今日この頃。。。。(ぷっ!) 今日は、The Water Club というHOTELを紹介しようと思います。 このHOTELは、 アメリカのトラベル・チャンネルのプエルトリコ編でも紹介されたHOTELで、 本土からの芸能人達からも人気を得ているようです。 普通のHOTELとは違ってお洒落な所から、ブティック・HOTELなどとも呼ばれています。 ロケーションはサン・ファンのイスラベルデという空港の近くで、ビーチの真ん前にあります。 このHOTELの特徴はその名の通り、「Water(水)」 がコンセプトになっていて、 中へ入ると、フロントの脇には直ぐにLiquid Barなる、バーがあって、 バーの中の壁は水が天上から滝の様にチョロチョロと流れ落ちて来ています。 そしてその滝が微妙にライトアップされているので 何だか不思議な空間が醸し出されているお洒落なバーです。 この“水”ですが、癒しと 外は暑いけど、中はヒンヤリ。。。 そんな心理的作用もしているようです。 エレベーター内も、透明な壁の間に水が流れていて まるで海底にでも潜って行くかのような錯覚にとらわれます。 部屋の中もかなりなモダンな作りで 今までに無い、HOTELの雰囲気を楽しめるんですね。 又屋上のバーは野外なので、潮風が気持ち良く 昼間でも夜でも眺めが圧巻で、仕切りのフェンスが透明なので 360度イスラベルデのビーチが見渡せます。 又、あちこちに真っ白い平たい大きなカウチが用意されていて、 ビーチの景色を眺めながらゆっくりとくつろげるスペースもあったりします。 この眺めは、幾ら口で言っても上手く伝わらないのがとっても残念です! 夜景も本当に見事で、夜な夜な若者達がバーで楽しんでいます。 私が初めて旦那に連れて来てもらった時は夜だったんですが、 その日はゲイのおねぇ様達のパーティーと、 HOTEL主催のパジャマ・パーティーが重なっていて、 宿泊客から外からのお客さんまで、皆パジャマでウロウロしているかと思えば、 ゴージャスに着飾ったオネェ様達がバーで大騒ぎをしていて その中に居る私は、 「ここはどこぉ~? 私は誰~???」の世界でした。 そりゃぁ~~~もう、色んな人達がHOTELでたむろしていて、 人間観察をしているだけでも最高に楽しかったです。(笑) こんな刺激的な場所があって良いのか!? これが先ず初めの第一印象でした。 その後、イスラベルデのビーチの真ん前にあると言う事で 友達が遊びに来たりしてビーチへ来ると 必ず立ち寄るようになりました。 ここは又料理も変わっていて、そして味も良く、 和洋折衷のシェフの創作寿司や、日本の食材(ワサビ、味噌、豆腐、わかめ、海苔等)を使った料理が自慢でした。 味噌汁なんかもあって、これが又疲れた身体を癒してくれて、良かったんだなぁ~。。。 だから旦那も仕事の接待では必ずここを利用していました。 そして、 今日も久しぶりに行ってみたんだけど、 何と今までのシェフが辞めてしまっていて、 メニューが全部変わってしまっていたの。。。。 前のシェフは自立する為に辞めてしまったそうなんです。 あれだけの腕だったから仕方が無い。と、納得はしました。 ところが、顔なじみのウエイターが苦笑しながら、 「新しいシェフは嫌いだ。」って漏らすんです。 “一体何が嫌い”なのか訳を聞くと、 「性格と、腕の悪さ」だそう。 げ~っ!こういうのって最悪じゃないの! どの程度“最悪”なのか、興味を持った私達は、 屋上へ行って早速料理を頼んでみました。 (怖い物見たさでしょうか。。。。?) 生憎今日はプライベート・パーティーが入っていて、本当は入れなかったんだけど、 旦那がウェイターと仲良くなって、前から根回しをしていてくれたお陰で!? 奥の一段上にあるプール付のスペースを特別に使わせて貰いました。 屋上は大賑わいで、注文した料理を待つ事1時間以上。 その間何度も人懐こいウェイトレスが来て謝る。 やっと出て来た料理が、 先ず見た目。。。。 今回頼んだのは、 オイスター(生牡蠣)に、創作寿司、そして イカの揚げた物とロブスターのスープ。 子供達には鶏肉の串揚げとPIZZA。 出て来た料理は、 色が、赤、ピンク、黄色、緑。。。と、どぎつい色に調理されていて、とても食欲をそそらない。 って言うか、 使っている調味料とかって、 絵の具????って感じ。 はたまた、 「これ、子供がプレイ・ドー(粘土)かなんかで作った粘土細工ですか?」って感じ! もっと目を疑ったのは、オイスターが変わった器に盛られて来たのは良いのだけど オイスターの殻の周りに張られた汁が、 ラメのようにパールがかってキラキラ光っているの。。。。 思わず、 「これ、毒でもあるんじゃない?」 等と、不安に駆られながらも食してみる。。。 旦那が先ず先に、黄色くてゴマのまぶしてある寿司を一息飲んでから、 意を決したかのように、口の中へ放り込んだ。 旦那の表情に釘付けの私。 子供達も息を飲んで様子を伺っている。 無言のまま頷いて、私に食べてみろと言う。 「どれどれ。。。」 ぐにょぐにょする寿司を、私も一つつまんで食べる。 私:「ゲッ! 激マズ!」 「不味い!」 旦那も思わず日本語で表現している。 この寿司ね、 ガリ(付け合せの生姜)の味しかしないの。 ね?変でしょう~~~!? 気を取り直して牡蠣を頬張ってみる。 「牡蠣はどう?」 そう言って私の顔を覗き込む旦那。 私:「何?このソースは。。。。」 よくシュリンプ・カクテルを食べる時について来る ホースラディッシュの入ったカクテルソースのような中に、 セロリの風味がするこのソース。 この強烈なソースのせいで牡蠣の味が全くしないんです。 旦那も一口食べて変な顔をしてから吐き出していた。 次は何故か緑色のイカのフライと、生野菜をピンクのドレッシングで和えた物。 2人とも試食をするのに躊躇いが出ている。。。 思い切ってイカを食べてみる。 イカというよりも海苔の味がする。 でも、今までの中で一番マシ。(食べられる) しかぁ~し、 イカがグニュグニュしちゃってて、上手く噛み切れない。 さっきの寿司といい、牡蠣といい、このイカといい、 素材の味が跡形も無く消されちゃっているのね。。。 それじゃー生野菜の方は。。。。 パプリカの利いたピリカラのドレッシングで、まあまあ。 (食べられる) 一足遅れて出て来たロブスターのスープ。。 スープを見て私と旦那は思わず顔を見合わせる。 「ピ、ピンクだ。。。」 「何でここの料理は皆色がどぎついんだ!?」 よく、毒のある動物や魚は色がどぎついですよね。 あれって、 「私は毒を持っているのよ~~~」って周りに知らしめている訳ですよね? まさにあんな感じで、如何にこの料理が不味いのかを料理自身が主張しているんだな。これが。。。。 そう考え始めちゃって、 2人して恐る恐るスプーンを口に運ぶ。 「ひょえ~~~! しょっぱい~!!!」 塩辛いのが強くて、 折角のロブスターの風味は、するかしないか程度のお粗末なものでした。 こんなに酷い料理は初めてです。 子供達に注文した鳥の串揚げを試してみる。 見た目は美味しそうだったけど、 ココナッツを大量にまぶして揚げているので、嫌味なほどに甘ったるいんです。 ほんのりなら未だ許せるけど、 甘過ぎて一口食べたらもう要らないって感じです。 言い方を変えれば、チョコレート等のお菓子を食べている感覚ですね。その位甘かったんです。 だからチキンなのにお菓子風味に甘ったるくて、 私にはどうしても受け付けられなかったです。 子供達もお腹が空いていたのに、殆ど手付かずでした。 PIZZAも言うまでも無く最悪でした。 見た目は悪いし、味も悪い。で、 ウエイターが不満をこぼしていた訳が良く分かりました。 「こんなんじゃー、HOTELの評判が落ちちゃって ビジネスに影響するよね。」 と、得意な“余計なお世話”で心配をする私。 周りと違った変わった料理を作りたいというシェフの意気込みはわかるんだけど 斬新さはある程度は評価するけど、 味が伴っていないと話にならないですよね。。 旦那は帰り際、あの顔見知りのウエイターを呼び寄せて 彼に苦笑しながら話をしていた。 彼は私達のウエイターでもないのに、メニューには無い注文したコーヒーを、 わざわざ一階まで取りに行ってくれたり、何度も謝りに来ていたのでした。 私達の担当のウエイトレスも、 申し訳無いからと(待たせた事と、食事が不味かった)、 子供達に注文したチキン2皿と、PIZZA2皿は請求しないでくれていたので、 彼等には特別にチップを渡していたようでした。 彼は、 「あのシェフは、自分が最高に腕が良いと信じ込んでいるんだ。困ったもんですよ。。。」 と嘆いていました。 その他にも、味が悪いとお客さんから何度も苦情が出ているらしい。(当たり前だ!) だから解雇されるのは時間の問題だとも言っていたけど、 いつシェフが変わるのやら。。。 しかし、採用する時って シェフの料理って試食してみるものですよね??? 採用した人、この料理を美味しいと思ったんでしょうかね??? 作った本人の味覚も疑うけど、採用した人も相当ヤバイ味覚の持ち主なんでしょうね。。。 そしてHOTELを出る時にフロントで用紙を貰って 料理に関する苦情を書いて渡して来ました。 プエルトリコでは私にとって一押しのお勧めHOTELの中の一つだったのに、 食事が不味くなってしまっていたのでとても残念でした。 早くシェフが変わる事を祈りつつ、HOTELを後にしました。 もう~~~本当に、“とほほ”な料理でした! The Water ClubのHOTELのスライドショーはここからどうぞ! 私の撮ったホテルでのスライドショーはここからです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/12/21 11:35:22 AM
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