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2005/09/01
テーマ：海外生活(7774)
カテゴリ：き、切れました。。。私。。。
突然ですが。。。。 今、目の前に抱えている問題があるとします。 そしてその問題とは、 普通なら日常生活では大した問題にもならないような、直ぐに解決がつく様な事だとします。 しかし、色々と手を尽くしたけど解決には、これ以上どうする事も出来なくて、 この先どうなるのか全然先が読めず、ただ指をくわえて待つしか無い。 という状態が長期間続いた場合、 貴方は一体どういう反応をすると思いますか？ 行き成りそんな事を言われても、中々想像が付かないとは思いますが。。。（笑） 実は私、その経験を３週間に渡ってして来ました。 やっと、やっと！ 今さっき解決したばかりです。 さて、 話は８月１１日に遡るんですが、 前の日記で書いた通り、８月１０日と１１日にラジオの生放送に出演した時の事です。 無事に第一日目の放送が終わり、翌日の放送の直前に問題発生！ 実は１０日の夜に、実母の誕生日のお祝いで日本に国際電話をかけて、母と話をしていた時に、 突然電話が切れてしまったんです。 その後何度もかけ直しを試みたんだけど、電話のライン自体が死んでるって言うの？ツーとも何とも音がしないんです。 私、顔面蒼白。。。。 「嘘でしょう！？ 明日又日本のラジオ局から電話が来るって言うのに、どうしよう！」 慌ててラジオ局のプロデューサーに連絡を取ろうとＰＣを開けようとしたのに、 何と２つ目の電話線も死んじゃってる。 きゃ～～～！これじゃ、相手先の連絡先が分からないからこの事態を伝えられないよ～～！ 連絡先を紙に書き留めていなかった自分を恨む。 でも１日目の放送の前日に、テストの為にプロデューサーの人が私の自宅にＴＥＬをした時に、 多分長女がＰＣを使っていた為だと思うんだけど、繋がらなかったと言う事があって、 取りあえず、携帯の番号も教えて下さい。といわれて教えていたんですね。 どうか機転を利かせて、携帯の方にＴＥＬをくれるように！！！ 長女のＪｅｎは、不安におののく私に、 「日本人でしょう？だったら機転を利かせて携帯にＴＥＬして来るはずよ。」 と言って励ましてくれた。 私はそう願いながらＢＥＤに入りました。 さて、 困った事に夜になると、プエルトリコ唯一の電話会社（ＰＲＴ）は電話に出ません！（怒！） カスタマーサービスも５時には終わってしまいます。。。。。（涙々々） 勿論、土日はお休みです。。。。。（ひれ伏して泣く） 朝になって直ぐに電話会社へ携帯からＴＥＬを入れて、 修理の依頼をしました。 「そちらへ伺うのは、１日から１０日を見て下さい。」 「１日から１０日って、、、、、、！？ はっきり分からないんですか？」 「私からは何とも言えません。」 さて、本番の時間が迫って来ました。 前日の放送では、約１時間前にプロデューサーの方から、 「あと５５分ほどで本番のＴＥＬがそちらに行きますね。」 という、確認のＴＥＬが来たと言うのに、 今日は本番１０分前になっても電話が来ないんです。 “うわぁ～～～。。どうしちゃったんだろう！？ もう直ぐ本番だって言うのに、どうしよう～～～～～！！！！” 焦りまくってしまい、部屋の中を白熊のように制限なく歩き回る私。 心臓も破裂しそうに高鳴っています。 ５分前。 リリリリリリー。 私の携帯のベルが鳴りました。 慌てて出ると、あのプロデューサーの方からでした。 「あ～～！良かった～！！！」 私がそう叫ぶと、 「自宅の方の電話、何度かけても繋がらなかったんですけど。。。」 私は電話線が切れてしまっている訳を話しました。 「もう直ぐ本番だというのにどうしよう！って、心臓が張り裂けそうでしたよ～。。」 「そうだったんですか～！ すみません、こちらの方こそ心配かけさせてしまって。。。」 とにかく長話をしている時間は無いので、 「後５分弱で本番行きますね。」 と言われ、 ホッとするのもつかの間、深呼吸をしてＴＥＬが来るのを待ちました。 ところがです。 ５分過ぎても携帯のベルが鳴らないんです！ “え！？どうなっちゃってるの！？” 本番から８分経っても鳴りません。。。。 物凄い不安が襲って来ます。 ひたすら携帯を見つめる私。 すると、 ピーッと言う、メッセージが入ったと言うお知らせの音が鳴りました。 “ゲッ～！マジ！？” きっとこれはラジオ局からに違いない！ でも、今このメッセージを聞くと、もしかして又ＴＥＬをかけ直している可能性があるから、今は聞けない！ でもどうしよう～～～～！何でメッセージになんかなっちゃったんだろう！？ 再び心臓が破裂しそうに高鳴っています。 きっと顔が高潮してたのでしょう、異常に顔だけが熱くて喉が渇いて来ました。 すると、やっと携帯のベルが鳴りました。 電話に出ると、ＤＪの男の人が焦っていました。（笑） 「あ～～！やっと出た～！良かった～！」 本番が始まっちゃってたけれど、とんだハプニングで番組を進行する事になりました。 でも逆にそれが引き金になって、話が弾んだように思います。 「電話に出てくれないんでどうしようかと思いましたよ～！」 「ね～。プエルトリコはこういうハプニングが付き物なんですよね～」 メッセージを入れているので、後で聞いてみて下さい。と言われたので、後で聞いた見たら、 彼の戸惑いと焦ったメッセージが入っていて、思わず笑ってしまいました。 さて、そしてその後電話会社が７日経っても修理に来てくれない！ 頭に来た私は、もう一度カスタマーサービスへＴＥＬを入れた。 すると電話に出たカスタマーサービスの男、横柄な態度でとんでもない事を抜かした。 「来てくれないって、未だ１週間しか経ってないでしょう。」 “１週間しか”って、どういう事だよ！ “１週間も”の間違いだろう！！！ とにかくもうちょっと待ってくれと言うので、イライラが断ち切れないまま 待ち続けたのでした。 そしてあの電話から３日目。 全然来る気配が無いのと、子供達の学校が始まって 特に長女は学校の宿題が、インターネットを使う事が基本になっているので 非常に困るんですね。 だから今度は，旦那に仕事の合間を縫って電話会社に苦情を言ってもらいました。 旦那にどうだったか聞くと彼は呆れ返った顔で、 「今から１０日の間を目安に待ってくれって。。。」 今から１０日の間って。。。。。！？ なんでカウントが又ゼロに戻っちゃってるわけ！？ 今まで散々１０日も待ち続けたんだよ！ 又１０日待てって、どういうわけよ！！！ 「おいおい。。。。俺に食って掛からないでくれよ。俺のせいじゃないだろう。。。」 「上の人間に文句を言うとか、何とか出来なかったの！」 私は憤慨して旦那の襟首を掴む勢いで迫った。 「上の人間に言ったって屁でもないだろうよ。 これだからモノポリーは良く無いんだよな。。。」 旦那の妙に冷静な態度が逆に私の神経を逆撫でした。 それとも彼はもうこういう状況は慣れっこになってしまっていて、 殆ど諦め状態だったとも言えるかも。。。 その後殆ど毎日苦情のＴＥＬを入れた。 その都度、“マネージャーに報告します。”といわれ、 これ以上カスタマーサービスではどうする事も出来無いと言われた。 日本に台風が上陸したニュースを聞いた時は、居ても立っても居られなかった。 埒が明かないので何日か前に、 コーリングカードを購入して携帯から日本の母にＴＥＬを入れました。 毎日毎日、電話会社の怠慢な応対に腹が立つのと、 自分ではどうしようも出来ないというジレンマで、 電話会社の責任者の胸座を掴んで大暴れをしている自分の夢まで見たほどです。（苦笑。。。） 毎日毎日、 今日も来なかった。。。。。。。。 苦情のＴＥＬを入れても話にならない。 一体いつ来るのかも分からない。 そのうち、 修理に来ないんじゃないか。。。。。 とさえも、思うようになって行った。 電話会社の話をするのも癇に障るので避け始め、 自分の側に銃が無い事を、幸いとも思うようになった。（怖～！）マジです。 今から丁度５日ほど前に、無駄と分かっていながらも、もう一度ＴＥＬを入れた時に、 “実は22日に修理に来ている”と抜かしやがった！ 来てねぇ～～～よ！ その日は私どこにも出掛けてないから、確信を持って断言出来る！ するとカスタマーサービスの女は、私の剣幕にちょっとビビった風で、 「それじゃー木曜日（9月1日）にもう一度行かせるようにします。」 と言ったの。 何？日にちをそうやって設定出来るわけ！？ じゃーなんで最初からそうやってくれないのよ～～～～～！ もう半泣き状態。 その話をすると旦那は一言。 「当てになんかするなよ。でも、日にちを設定されただけでも上出来だったな。」 そんなこと言われなくたって、こちとら百も承知でございますよ。 ここで暮らして行くには、物事何でも当てに出来ないって事位、 嫌でも分かってます！（笑） だけど、こんな事でいいのかな。。。。 プエルトリコ良い所が沢山あるのに、こういう嫌な経験で 皆帳消しになっちゃう。。。。 どの国よりも人一倍愛国心が強くてプライドを持っている筈なのに、 こういういい加減な事をして、ｂａｄ ｒｅｐｕｔａｔｉｏｎを確立しちゃうって事、 分かってんのかな。。。 はっきり言って、プライドを持つ“場所”が違うんじゃないの？ いきなり断水や停電になるのは普通で、約束の時間は守らないとか、車の運転でのルールは皆無視、横入りなどのズルをするが当たり前で真面目にルールを守っていると損をするみたいな環境。。。 こんな事が当たり前で、世の中まかり通るっていう事事態が異常なんじゃないの？ 私はやり場の無い怒りを、プエルトリカンと言う理由で旦那にぶつけてみた。 旦那は頷きながら、唯苦笑いをして聞いていた。 一体どこに電話線の修理に3週間も来てくれない国がある？ 電話なんて生活の基本だろうよ！ コーリングカードでやっと日本の母に事態を説明したけれど、 日本の常識でもって考えると、理解不可能なのは当たり前で、呆れ返っていた。 そして期待せずに待って居た木曜日。今朝8時半に電話会社が修理にやって来た。 3週間の間、 あれだけ腹立って、叫びたくなって、泣きたくなって、大暴れしそうになって、散々心身ともにかき乱されて来たって言うのに、 何故か修理の男の人を見た途端に、 “予定通りに来てくれてありがとう。。。。。。。” 感動で胸が熱くなって、涙がこみ上げて来た。 はっきり言ってこれ以上ここに住んでいたら、 私の中の常識の意識がずれてしまうと、そんな考えが過ぎった。 もしかして。。。。 既に手遅れなほどに、ズレまくって来て居るのかも知れない。。。。 ＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊ 追記： 電話が繋がらなくなって１０日程した時に、 誤って便器に携帯を落としてしまい、暫く一切の連絡が取れないという、 正に傷口に泥を塗るような、大馬鹿な真似をしてしまった私でした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2005/09/02 04:21:56 AM
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