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テーマ:海外生活(7774)
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家の子供達が行っている学校で、年に1回か2回ずつ親が学校へ出向いて行って、 クラスの子供達に本を読んで聞かせる、 「Reading Program」と言うものがあります。 これはElementary(小学部)だけで行っているものなんだけど、 相手が子供達と言っても、 先生もその場に居て見ている訳だから結構緊張ものなの。 それに、唯本を棒読みすれば言い訳ではなくて、 それなりに個性を出すと言うか、自分なりにエンターテインしなくちゃならないから、もっと大変! 例えば、読む前に本の説明をしてみたり、 自分で紙芝居風に作って行くとか、 読んだ後に子供達と、本の内容に関しての質疑応答のような軽いやり取りをするとか。。。。 今回は3女Tiffanyのキンダー(幼稚園)のクラスです。 私の持ち時間は30分。 どうせやるからには、目立って印象づけたい性格の私です。(笑) もう2週間くらい前から本の選択と、 本を読んだ後に出す“おやつ”に関して、頭の中はその事で一杯! おやつを決める前に、 学校の先生に、ミルクアレルギーの子供が居ないか電話で確かめ、 アレルギーの子供が居ない事を確認出来たので、 おやつにはカップケーキを焼いて行く事にしました。 余談だけど、 結構想像以上に、ミルクやナッツ等のアレルギーの子供が居るので、 もしBake Saleや、催し物で学校へ食べ物を持参する際には、 クッキーやカップケーキ等には必ず、 ナッツの有無を明記するように。などと、学校側では神経を尖らせています。 だから私も自然に神経を使うようになりました。 学校だけではなく、自宅へ遊びに来た子におやつを出す時も、 その子の親にアレルギーの有無の確認を取ってから、と言う風にです。 話を戻しますが、 今回選択した本は、子供達の人気の定番で、勿論Tiffanyも大好きな、 Eric Carleの作品で、 「The Very Hungry Caterpillar」と、「The Mixed-Up Chameleon」の、2冊を選びました。 Eric Carleの作品は、殆ど買い揃えている位に、 我が家の子供達が大好きな作家の一人です。 Eric Carleの作品に初めて出会ったのは、 以前にNicoleのスピーチセラピストが、Nicoleに色や動物の名前を教えるのに、 Eric Carleの Brown Bear,Brown Bear, What do you see?」を、使用していたからでした。 1ページ毎に色々な動物達が出て来て、動物の名前や色を、 彼独特な“韻”を踏みながら読み進んで行くと言うものです。 セラピストは本に出てくる動物達を、 画用紙に1枚1枚、原画に忠実に自筆で描き、 そこに奇麗に水彩絵の具で色づけをしていました。 更に子供達の興味や注意を引くように、 もっとエキサイティングに学習出来るようにと、 絵にラメを散りばめたり、本物の羽を貼り付けたり、 羊のモコモコな毛や感触を再現するのに、 コットンをち切って張り付けるなどの、 五感を使って学べるように、細かい工夫も凝らしていました。 Nicoleだけではなく、大人の私でさえも目を見張ったものでした。 Nicoleはセラピストと一緒に、既にコピーしてある下絵に、 自分で好きなように色づけをして、楽しみながら言葉を覚えたのでした。 ところで、 Nicoleが、、、、スピーチセラピスト!?,,,,,,何?何? と、もし何の事か分からない方は、面倒ですが Nicoleとの戦いを、読めば判ります。 当日、早起きをして、 バニラとチョコレートのカップケーキを焼いて、 もうすぐハロウィーンなので、オレンジと黒のアイシングで飾り付けをしました。 嬉しい事に旦那が、去年1度もこの「Reading Program」に参加出来なかったという事で、 仕事を早目に切り上げ、急遽旦那も参加する事になりました。 クラスには私が来る事しか知らないTiffanyは、 ダディーが突然現れれば、きっと大喜びするはずです。 喜ぶTiffanyの顔を思い浮かべながら、旦那と2人でカップケーキとミルクを持って学校へ行きました。 後になって思えば、一人でこの量の荷物を持って行くのは、至難の業でした! 旦那が来てくれて良かった-! 重たい紙袋を持って学校に到着。 Tiffanyのクラスのドアをノックすると、先生が顔を出し、 その直後に、子供達が歓声を上げて出迎えてくれました。 ダディーの姿を認めたTiffanyは、嬉しさの余り一目散に走り寄って来て、ダディーに抱き付いていました。 それじゃ、早速始めましょう! 先生に促されて、私達は子供達の前に用意されている椅子に腰掛けました。 その間、私の姿を見た子供2、3人が、 「Chinese?」 「No,No、、、、Japanese!」 「Chinese!」 と言い合っていました。 本を取り出して、Eric Carleの紹介をすると子供達が口々に、 「僕もその本持ってるよ!」 「私もその本大好きー!」 目をキラキラさせて、私達ににじり寄って来ます。 私が先に本を読み始めました。 5、6才の子供達が飽きないようにと、棒読みにならないように必死な私。 そんな中、 アジア系はプエルトリコでは珍しいので、 本ではなくて私に対して興味津々の子供が何人か居て、 本を読む私の顔を、真下から大きな目を見開いて、ニコニコして覗き込みながらストーリーを聞いている子も居れば、 明らかに中国系の女の子が、親しげな笑みを浮かべながら私を見つめていたりしています。 余りにもあからさまに私の顔ばかりに見入っている子が居て、 流石にちょっと困惑して、思わず旦那の方を見て笑ってしまいました。 読みながら辺りを見渡すと、お話に聞き入る子供達の輝く瞳は、 ドキッとするくらい、印象的でした。 「あー。。。こんなに純粋で輝く目に見つめられるんだったら、 私も先生やってみたいな。。。」 なーんて気持ちになりました。 私の番が終わり、旦那が二冊目を読み始めました。 旦那は最近目がちょい、老眼気味になって来ていて、 眼鏡を忘れたので、始めは少し悪戦苦闘。。(笑) でも、「The MixedーUp Chameleon」は、内容も絵も面白いので、 子供達がゲラゲラ笑ってくれて、大成功でした。 終わってから、 旦那は子供達の興味関心が私にあるので、彼の機転で、 自己紹介を始めました。 「僕は生まれも育ちもプエルトリコだけど、Tiffanyのママは 日本から来たんだよ。」 そう言うと子供達は、待ってました!とばかりに 「See! I told you!(ほらね!僕の言った通りだろう!)」 と、得意になって叫ぶ男の子やら、 「I've been to Japan! 日本へ行った事があるよ!」 (本当かよ!?) 何て言い出す子も出て来た。 すると、もっと上を行こうとしたのか、 「My mom lives in Japan! 僕のママは日本に住んでいるんだよ!」 (おいおいおいー!) と、誰かが立ち上がって叫べば、 「My MOM also lives in Japan! 私のママも日本に住んでいるのよ!」 と、もう一人が胸を張って立ち上がって、やり合っている。 この、MOMの所を全部大文字にしたのは、 この部分を、強調して叫んでたからです。 話がどんどん飛躍して来ちゃって、もうー目茶苦茶!(笑) 子供達の天真爛漫なあどけなさに、旦那も私も笑ってしまい、 先生を見ると、エイドの先生も 「違う違う!」って言う意味のジェスチャーをしながら大笑い。 本当に5、6才の子供って楽しいよね。 こういう嘘の話を、あたかも本当のように話すんだもんね。。。 以前にTVで観たんだけど、 5、6才になった自分の子供が作り話をしたり、 嘘を平気で付くようになった。って悩む親御さんが居るけれど、 これって正常な発育の過程なんだそう。 この時期は、未だ想像や、こうなったらいいなぁー。。 という願望と、現実の境がはっきりと区別出来ないらしくて、 例えば、自分が欲しいと思っているおもちゃを、 あたかも自分が本当に持っている風に、 お友達に自慢をしたりしてしまうんだそうです。 子供達の飛び切り可愛い笑顔に囲まれて、 本当に楽しい時間を過ごす事が出来ました。 用意して来たカップケーキを嬉しそうにほお張る子供達。 先生から、「Mrs.○○と、Mr.○○に、皆でお礼を言いましょう!」 そう促された子供達は口を揃えて、 「Thank youー、Mr.&Mrs.○○ー!!!」 最後の最後まで賑やかでした。 さーて。。。今度は、Michaelのクラスが11月で、 Nicoleのクラスが3月に控えています。 楽しみ反面、 又二週間前から、ちょい緊張するかな。。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/10/13 03:59:27 PM
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