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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:夫婦ネタ
お久し振りです! 7月1日にプエルトリコを出てから、早くも1ヶ月も経ってしまいました。 私たちは今新居へ移動をして、箱に囲まれた生活をしています。 毎日毎日その日の気分で、箱を開けては整理をするという日々です。 時々疲れが出てしまって何もしないでしまった日が、何度かあります。。。 昨日からは内装を少し改装する為に,旦那の友達もある業者の人が来て作業をしているので、 暫くは落ち着かない日々が続きそうです。。。 *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* 今日は、“Joseと鬼嫁”の話をしようかな。。。 私がJose(ホセ)に会ったのは、 2年半前、La Pargueraで仲間達と集まっている時でした。 旦那の親友のJaime(ハイメ)が、彼の会社の同僚で、自宅のご近所さんであるJoseを連れて来たのでした。 私の旦那はJaimeの紹介で、既に何度かJoseと会って飲んだ事があって、 「彼はとってもNiceで、良い奴だよ。」 と、好印象を持っていました。 その後Joseとは何度もPargueraで会ったんだけど、 彼はとても社交家で明るく、彼の言う冗談はとても面白くて、周りが明るくなるんです。 だから私も彼に対しては、“話が面白くて、人間関係をスムーズに築ける常識のある人。” と、好印象を抱いていました。 ところが気になる事が一つ。 Pargueraには、私達家族も含めて皆が家族連れで来て楽しんでいるんだけど、 彼に会う時は、いつもJose一人だけなんです。 確か彼には奥さんと、息子が2人居るって聞いてたんだけど、どうしていつも一人で来るのかな。。。? って不思議に思ったんだけど、 プライベートな事なので、余り気に留めずに居ました。 ある時Joseが冗談交じりに、浅瀬の海に浸かりながら楽しく話をしている時、 皆が他の場所へ移動して彼と私が2人になった時に、ビールを片手におもむろに、 「今僕はこうして皆と酒を飲みながら、冗談を言って大笑いをしたりして楽しんでいるけど、 女房と一緒の僕を見たら、Hitomiはきっと別人だと思うよ。。。」 私はその意味が分からなかったので、 「え、どういうこと? どういう風に変わるの?」 と聞くと、 「馬鹿をやらないし冗談も言わないような、シリアス(真面目)に変わっちゃうんだよ。」 私は、“もしかして、奥さんに頭が上がらないのかな。。。(^_^;)”って思ったんだけど、 奥さんに一目置いている恐妻家!?な夫達は,別に珍しい事ではないし、 下手にコメントをして彼のプライドを傷つけるのは嫌だったので、軽く 「あ、そうなの~!」と、笑って軽く受け流したのでした。 それから間もなくして、 Joseの“鬼嫁”の話を聞かされてから、全てを納得したと言うわけなんです。 JaimeやJoseを知るその友達、 そして我が夫も、色々とJoseから話を聞いていたらしく、 この鬼嫁の話をする時の男達の表情たるや、鼻息も荒く、 まるで汚い物を見た時のような、嫌悪感丸出しの顔つきなんです。 余りにも凄い話だから、私が目を丸くして話を聞いていると、一人ずつ代わりばんこで矢次早に鬼嫁エピソードを披露する始末。 どんな風な鬼嫁かって? それでは、鬼嫁の鬼っぷりを少し紹介しますね。 1:週末の午後、Joseの家の隣近所の人達が集まって、誰かの家の庭でBBQをしたり、酒を飲んだりして楽しんでいる所へ、 自分だけ楽しんで中々帰らない夫に腹を立てた鬼嫁が、ズカズカと皆の輪の中へ入っていって、 皆の前で、物凄い命令口調でJoseをなじって、彼に大恥をかかせる。 そして、鬼嫁の乱入のせいで一気にムードは白けてしまって、結局その場はお開きになってしまう。 2:Joseは、実はアウトドア派で、家族揃ってPargueraに出掛けたり、キャンプやドライブをしたり、友達家族達とも旅行をしたりなどしたいのに、 非社交家な奥さんはそういう事は大嫌いな為に、Joseは仕方なく自分の気持ちを犠牲にして、奥さんの意向を尊重している。 3:嫁は専業主婦なのに、朝が弱いから。と言う理由で、Joseが家族の朝食を作り、子供達を学校へ連れて行っている。 子供達の学校の終わる頃には、なるべく仕事を抜け出して迎えにも行っている。 4:とにかくいつも命令口調で、夫を男として扱わず(男のプライドも無視)、公衆の場で夫に恥をかかせても平気。 などなど。。。。挙げると限が無いんだけど、 簡単にまとめれば、彼女はJoseを男としても、人間としても、 全く Respect していない。と言う事。 男達がこの鬼嫁を許せないのは、 Joseに、彼の男友達の前で大恥をかかせる事だという。 時々耐えられなくなって、Joseは離婚を何度も考えているらしいけれど、 やっぱり鬼嫁を愛しているし、(ここが夫婦の面白い所。第三者には理解出来ない部分だよね。) 多感な時期の、可愛い2人の息子達の事もあるから、この鬼嫁の仕打ちを必死に絶えているというのに、 鬼嫁はそれをいい事に、やりたい放題だからだ。 と、旦那も含めて男達はそう主張する。 それに誰もがこの鬼嫁を恐れているし、並々ならない嫌悪感を抱いている。 まぁ、男達の意見は分かったけど、 それじゃあ、女としての意見はどうなんだろう? 私はJaimeの奥さんや、他の女性達にも聞いてみた。 彼女達も口を揃えて、鬼嫁の行動は理解し難いと言っていた。 とにかく彼女の事は、“性格の悪いBit○chな鬼嫁”という事で、近所でも有名なんだそう。 私のJoseを見る目は、自然と“慈悲の目”に変わって行ったのでした。 そしていつの日か、この悪名高き“鬼嫁”に、一度お目に掛かって見たいものだ!と、 好奇心旺盛な!? 怖い物見たさ!? な私は、期待したのでした。 そしてついにその日は訪れました。 Joseが家族でPaegueraへやって来たんです。 その時のJoseったらもぅ。。。。。。。。(-_-;) 奥さんにペコペコして、彼女の気分を損ねないようにと細心の気を配り、彼の物凄い緊張感がこちらにもビンビン伝わって来ます。 よく見ると、彼女は確かに意地の悪そう~~~な、白雪姫の継母のような鋭い目つき! Joseから奥さんを紹介されて挨拶をすると、 キッとした目つきを一瞬だけ緩めて、「Hello」とだけ、一言。 すぐに向きを変えて、脇に居たJoseに何やら小声で言ったかと思うと、そそくさとボートの中へ入って行ってしまった。。。 「こえぇ~~~~~!(怖い)」 これが夢にまで見た鬼ババ、いや鬼嫁かぁ~~~! 鬼嫁パワ~炸裂だね! 私は彼女のツレナイ失礼な行動に、痛く感動してしまった。(笑) しかしJoseも、よくこんな女房と一緒に居るもんだな。。。 旦那も彼女の近寄り難い,厖大なネガティブなオーラを感じて、目をパチクリさせていた。 3日間の予定だったのに、奥さんがこれ以上居るのは嫌だと言う事で、予定を急遽変更してJose達は帰って行ってしまった。 その1年後に私は、もう一度この鬼嫁に会うチャンスがあった。 この時に、私の観点の全てが変わってしまう事件が起こったのです。。。。。 Jaimeが、彼の会社のクリスマスパーティーに、私と旦那を招待してくれました。 Jaimeの会社と言えば、Joseも一緒です。パーティーは奥さん同伴です。 イコール、 鬼嫁もやって来る~~~! 私は期待してパーティーへ参加しました。 先に来ていた鬼嫁は綺麗に着飾っていて、丸テーブルに着席をして、Joseの隣で黙々と 何を考えたのか家の旦那が、 「今夜はJoseの鬼嫁の実態をもっと知りたい。彼女が何を考えているのか、どんな人間なのか、俺は非常に興味がある!」 と宣言をして、 食べ終わった頃を見計らって、Joseに挨拶がてら近寄って行ったかと思うと、 何と旦那は鬼嫁に、思い切り爽やかな笑顔で挨拶をした直後に、 恐れ多くも、ダンスをしようと鬼嫁の手を取って、鬼嫁の返事を聞かずにダンスエリアの方へと、殆ど無理矢理引っ張って行ってしまった! それを見ていた私達とJoseは大慌て。(*_*; おいおいおいお~~~~~~いっ! 鬼嫁と踊る旦那に皆が注目。 全員の額に冷や汗がほとばしる。。。。 ところが。。。。 鬼嫁の顔に笑みが! 彼女何だかとっても嬉しそう。 旦那が彼女に何やら色々と話し掛けながら踊っている。 ヤキモキして見ていたJoseが、2人の近くへ寄って行った所で、旦那はJoseとバトンタッチ。 「ねーねーねー! 一体何を話してたの!」 呼んでもいないのに、Jaimeも子供の様に耳をダンボにして、ちゃっかり私の隣で旦那の答えを待っている。 「いや別に大した事は話していないよ。 唯、Joseは貴方の事を心から愛しているし、いつも貴方の話をしているんだよ。最愛の妻とあちこち出掛けるのが夢で、今夜の彼は本当に嬉しそうだ。」 って、言っただけ。 その後パーティーも盛り上がって来た頃、殆ど全員がダンスをしている最中に、隣に居たJose夫婦に気付いた旦那。 またまた半分強引に、 「君の女房を借りるよ!」と叫んで、私と鬼嫁を交換してしまった。 軽快なリズムに合わせて、焦る鬼嫁をクルクル回しちゃっている。 これにはJoseも慌てちゃって、私と踊る手を休めて 「君の旦那はCrazyだ~~。Too muchだよ~~!」 Joseったら、 マジでかなり動揺している。 その後直ぐに鬼嫁を返して着席。 私達とJoseのテーブルは2つほど挟んで離れているんだけど、 何かとJoseと鬼嫁に、大声で話しかける旦那。。。。 その内鬼嫁は、話し掛けても殆ど振り向きもしなくなった!(^_^.) 「もう、いい加減にした方がいいよ。。。Joseは大汗かいて焦ってたんだから。。。。」 「いや、俺はJoseを苦しめる鬼嫁がどうしても許せないんだ。。。だから是非、お近かづきになってみたいんだよ。 まずは敵を知る事からだ。。。。」 どっかで聞いたこの台詞。ラスト侍かお前は! そう言っている内に、パーティーは終了。 皆席を立って会場から出始めた頃に、 私は信じられない光景を目にしてしまったんです。。。。。。 文字数の関係で、Part 2に続く。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/08/03 08:46:09 AM
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