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大変な事件が起こってしまった。 旦那のプエルトリコでの、幼い頃からの親友ノーマンが、 フロリダのユニバーサルスタジオのパーキングロットで撃たれた。 2人組みの男と喧嘩になり、犯人が車の中から銃を取り出してノーマンの腹部を撃った。 近くの病院に搬送されたけど,今生死を彷徨っている状態らしい。。。 後から分かった事だけど、犯人は盗んだ銃で撃ったらしい。 こいつらは即効で逮捕されたんだけど、 ユニバーサルスタジオのような、家族連れの多い場所で起きた 発砲事件と言う事で、今論議になっている。 しかし、何で撃たれたのか。。。? 理由は、 ユニバーサルスタジオ内のCity Walkで、犯人のガールフレンドと被害者がぶつかった。 「謝れ!」 と絡み、謝罪を強要した犯人に対して、被害者は謝らなかった。 そうやって揉めながら、場所はパーキングロットに移り 切れた犯人が車から銃を取り出し、被害者に発砲した。 以上がニュースで書かれている事。 ところが、 実は、撃たれたのはノーマンだけど、ぶつかった本人は別の男なのだ。 別の男とは、ノーマンの友達のM。 ノーマンは、喧嘩になった犯人とMの仲裁に入った。 そして運悪く、ノーマンが至近距離から撃たれる羽目になってしまった。。。。 弾は腹部から肺を通り、背中から抜けた。 このMなんだけど、 この男に私は何度も会った事がある。 良い印象は無かった男だ。 普段は別に普通なんだけど、酒が入ると気が大きくなって、 ワイルドになるという、悪い癖があった。 そういう場面を何度も見ている。 危険の臭いがする男。。。。 だから良い印象は持っていなかった。 Mは、私達がプエルトリコへ越して来て、 ノーマンと家の旦那が再び一緒に出かける事が多くなったのを良く思っていなくて、色々と文句を言うようになり、 旦那とちょっと揉めた事もあったという、癖のある男。 旦那は酒癖の悪いMが、ノーマンと一緒に居るのを危険と感じ、 彼に忠告をした事もあった。 この事件のニュースを聞いて、先ず初めに頭に浮かんだのは、 正に嫌な予感的中。という事。 ノーマンは昔色々と修羅場を潜って来た男で、 こんなわけの分からないチンピラ相手に、突っ張って馬鹿な真似をするはずが無いのだ。 Mは自分が引き金になって起こしてしまった事件に対して、どう思っているんだろうか。。。 酒を飲んで喧嘩っ早くなり、友達を巻き込んでしまったと言う事実を、 どう受け止めているのか。 今直ぐにでも、彼を呼び出して直に聞いてみたい。 もっと皮肉なのは、 彼はプエルトリコで、某有名なサンドイッチショップのオーナーで、店を何件も所有していた。 ところが治安の悪いプエルトリコで、何度も強盗や店員のちょろまかし等の被害に遭い、うんざりした彼は全てを売り払い、 私達が引っ越すのとほぼ同じ時期に、安全と安らぎを求めてフロリダに引っ越したばかりだった。 まぁどこを探しても、“安全”と保障済みの場所など皆無なんだろうけど、とにかく嫌な事から逃れて、 前向きに生活したいと思っていたのだ。 だけど、そんな彼の意思とは裏腹に、 引っ越して3ヶ月目に、生死を彷徨うような事件に巻き込まれてしまった。 余談だけど、もう一つ彼にはフロリダに移った理由というのがある。 何年も別居状態だった奥さんとの仲を、修復する為でもあったのだ。 お互いに意地を張り、愛人を作っては、くっついたり離れたりしていた。 その事で旦那に相談して来て、何度も朝まで飲み明かした事もあった。 フロリダに移って、今までの嫌な事をお互いに全てクリアにして、 新天地でやり直すつもりで居た矢先だった。 旦那は今、涙をボロボロ流して怒りに震えている。 明日の朝、意識の無いノーマンの元に、 フロリダへ行きたいのは山々だけど、 今は家族だけにして置いて上げた方が良いのか、と迷っている。 このショッキングなニュースを聞いたのは5時間ほど前。 プエルトリコの友達から聞いたんだけど、 旦那は慌ててノーマンの息子にTELを入れていた。 息子は泣いていて余り話をする事が出来なかった。 私達がプエルトリコから引っ越す時に、 中々売れなかった私のミニバンを買ってくれたノーマン。 いつもワインを持って遊びに来てくれた。 あの優しい笑顔が、さっきから私の目の前に現れては消えて、 胸がえぐられる様な気持ちになる。 人生は、本当に何が起こるか分からない。。。 バラ色であったり、皮肉で残酷でもあったりする。 私達は、こういう予測も付かない人生を、喜んだり、怒ったり、泣いたりしながら渡り歩いて行かなくてはならない。 自分自身、強くなくてはならないけれど、 人間は一人では生きていけない。 周りの人達と支え合って生きて行くもの。 今私達に何か出切る事は無いのかと、歯痒い思いで居る。 この世に生を受けて居る限り、甘いも苦いも経験するものだ。 明日は何が起こるか分からない。 生死の境なんて紙一重、 死と背中合わせで生きている。 一分一秒の重みを噛みしめ、ひたすら前を向いて歩いていこう。 今はそういう気持ちで一杯になっている。 この事件のニュース1 ニュース2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/10/29 11:22:57 AM
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