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お待たせしました~~。 木曜日の集い。 2時間弱の集まりだったけど、やっぱりやって良かったです。 意味が分からない人は、こちらからどぉぞ。 結果的には予想通り、i podは戻ってこなかったけど、 思った通り、容疑が掛けられていた女の子は、両親に泣いて相談していたらしく、 彼女の両親も、一体どういう事なのか知りたかった矢先だった。 という話を聞いて、 やっぱり早急に手を打って良かったって、思いました。 パーティーに出席していた子供の、全員の親は来なかったけど、 とにかく容疑が掛かっていた子の苦痛を皆が知り、 皆が納得して、これ以上はその子を責めないと言う結果になりました。 単なる盗難事件で終わらせない為にも、 親と子供達と真剣に話をする事が出来て、私としては大満足です。 さて、 Jenは、i podに未練たらたらなのか??? と言えばその逆で、 やっぱり自分でも、きちんと管理をしていなかった事を反省しているのでしょう、あれからi podの事は一切口にしません。 でも、 やはり未だ複雑な気持では居る様だけどね。。。。 今回の事で、こういう事に真剣に取り組む親と、 全然関与しない無関心な親が居るという事も、改めて思い知らされました。 勿論出席してくれた人達は,話し合いにも積極的でしたが、 今回の事だけでなく、子供の事には無関心で、その子供がいつも悲しい思いをしているのに、 この親は一体何を考えているんだろう!? という親が居ました。 というのは、 以前から私が気になっていたS君の親。 彼らは話し合いには来ませんでした。 私の予想通りだったから、駄目押しされたみたいで悲しくなりましたね。。。 S君の両親、息子が色んな所に出掛けるのに、 送り迎えをきちんとやらない人なんです。 学校へも顔を出す事はありません。 周りの人達もこの事には気が付いていて、学校でもカウンセラーが出向いたりしているそうなんです。 S君は話し合いには一人でやって来たけど、 肩身が狭そうに部屋の隅の方で、存在感無く座っていました。 彼の両親、ちょっと考えられないんだけど、 例えば、 グループで映画を観た帰り、 S君の両親と連絡が付かないからと言って、 私が彼を家まで送って行った事が何度もあったんです。 不審に思ってJenに聞くと、 「彼の親って息子に無関心で、送り迎えをやらないんだって。 彼は、しょっちゅう人に頼んで送り迎えをしてもらうのも嫌だからって、時々長距離を歩いて目的地まで行く事もあるんだって。。」 と言う答え。 両親の彼に対する無関心で、 S君は、いつも悲しい思いをしているらしい。 彼の口癖は、 “何もしてくれない俺の両親なんて、大嫌いだ。” 唖然と同時に、彼が不憫で居たたまれなくなりました。 実は、Jenのパーティーでもそうだったんです。 12時を回り、男の子達全員が帰り、あとは彼一人。 となった時に、Jenが泣きながら私の所へ来ました。 「S君、又両親が迎えに来てくれないんだって。 マミー、彼を家まで送って行ってくれない?」 ダディーに頼んだの?と聞くと、 「それは彼の親の責任だろう! 家でパーティーを主催しているのに、何で未だ子供達が家に居るのに、こっちがわざわざ送って行かなくちゃいけないんだ? そんな話はおかしいじゃないか! どうにかしてその子の親に迎えに来させなさい!」 と言って、怒ってしまった。と言うんです。 旦那は彼の家の複雑な事情を知らないので、怒ってそう言ったのでしょう。 そして何とS君は、 Jenのパーティーへも歩いて来たって言うんです。 はっきり言って、ここまで徒歩でなんて、 ちょっと考えられない距離です。 私は信じられなくて、 「お友達に頼めなかったの?」 と聞くと、 「いい加減ぺこぺこ頭を下げて頼むのが嫌なんでしょう、きっと。 でも、私のパーティーへはどうしても来たかったからって、徒歩で来てくれたんだよ、マミー。」 この事を知って、大急ぎで旦那に手短に事情を伝えると、 旦那はびっくりした顔をしたけど、 それではと、彼を送る事にしました。 その時の会話。 旦那:「もう夜中だと言うのに、どうしてご両親は迎えに来れないの?連絡が取れないの?」 S君:「(うなだれて)はい。。。。。いつも忙しいんです。。」 旦那:「共働きなんだ?」 S君:「はいそうです。 二人供生活の為に、一生懸命働いているんです。。。」 蚊の鳴く様な、小さな声だった。 S君は会話の間中、ずっとうな垂れていて、顔を上げる事は無かった。 何で彼がこんなに申し訳なさそうにしなくちゃいけないんだ!? 彼が悪いんじゃないのに! っていう怒りが、こみ上げて来た。 私は、旦那がS君の親に対する怒りで、彼をまるで尋問するかのような雰囲気で話しているので、 気が気でなかったので、旦那の手を握る振りをして、2,3度思い切りつねってやった。 普段彼は、自分に無関心な両親を、きっと恨めしく思っていると思うんです。 でも、いざ他人が自分の両親を批判の目で見ようとした場合、 さっきのように、 “生活の為に一生懸命働いているんです。” と言うような、両親を庇う発言をするんですね。 この言葉を聞いた時は、流石に胸が熱くなりましたね。。。 どこの国でもこういう話は、ありがちなんだろうけど、 こうも目の当たりにすると、その子供が哀れで切ないですね。。。。 旦那はこの後、納得が行かないという風にしていながらも、 S君を送って行ったんだけど、 何かもう気になっちゃって、Jenとハラハラして旦那の帰りを待っていました。 旦那が帰って来て話を聞くと、 S君を下ろした後彼に、 「どうしても足が無くて困った時は、いつでも連絡をしてきなさい。」 と言って、HugをしてS君に名刺を渡して来たらしい。 さっきの態度でちょっと腹が立っていたので、 この話を聞いて安心、そしてちょっぴり見直しました。 昨日の夜Jenから、S君のMy Spaceを見せてもらいました。 両親への思い、不満や怒りが書き並べてありました。 両親が彼に無関心だから、 彼も社会に無関心だ。と言うような内容の事が書いてあった。 Jenから聞いたんだけど、こんな家庭の事情でありながら、成績は958人中20番。 Jenの苦手なGeometryを良く手伝ってくれるらしい。 そして見つけた最後の方にあった文章。 ちょっと抜粋しますね。 “人に頭を下げる人生なんてクソ食らえ。 俺のやる事を気に入らない奴は大勢居る。 でも、そんな奴らが俺に何を言おうが、相手にしない。 だから良い成績とってやるんだ。 良い成績とって、やる事きちんとやってれば、誰も何も俺には強く言えないんだ.........” 彼の心の叫びが、この先両親に届く事はあるのでしょうか。。。。 溜息が出てしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/12/10 11:46:53 AM
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