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テーマ:海外生活(7774)
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実は4月に、吟味に吟味を重ねた末に、 や~~~っと、良さそうな道場を見付けて、Michaelに空手を習わせ始める事が出来ました。 本当はもっと早くから習わせたかったんだけど、(彼が5歳の時から探し始めたの) あちこち道場探しをしていて、今一「ここなら良さそう!」と言うのが無くて、たとえ見つかっても自宅からかなり離れていたりで、全然決まらなかったんです。 しかし呆れるのは、 アメリカの、“ナンチャッテ空手道場”の多い事! 忍者学校って言うのもあって、どんなもんかと見に行ったんだけど、中に入って、直ぐに出て来ちゃったくらいに、 アホくさ~~~~い、怪しげな道場だった。 道場の見た目で判断したら、申し訳無いのかも知れないけど、 やっぱり私は本当に空手を、武道に対してそのものだけに真っ向から取り組んでいるような、真剣な雰囲気の漂う所で無いと、頂けません。 余計な飾りや、派手な宣伝なんかも要らないんです。 必ずじっくりと見学させてもらうんだけど、中に入って思わず絶句っていうのが結構あった。 やたら滅多に兜とか刀とか手裏剣が飾られて居て、 分けのわかんない、それも下手くそな字で漢字を書いた、“掛け軸もどき”を貼っている所が多い。 酷いと漢字を逆さまに、しかも堂々と道場内に貼っている所もあった。 カタカナが縦に、無意味にズラズラと並べられたものが貼ってあったのにも、思わず噴出してしまった事がありました。 後私が特に許せないのが、星条旗の模様の空手着! 何なのあれ! ふざけてんの!? あんなの邪道でしょう!!! と、勝手に憤慨している私です。。。。 そしてこういう所に共通して漂う、安っぽいインチキ臭。。。 やたら滅多、アジアの匂いの物を飾りゃー良いってもんじゃないでしょう!と、お叱りをしたくなる自分をグッと堪え、 「それでは又。。」とか言いつつ、 “二度と来ませんわ。”と思いながら、さっさとその道場を後にする事が何度続いたか! “ナンチャッテ道場”の内容を見ると、契約がどうのこうのって面倒なのが多い割には、練習日がたったの週2日で1時間も無かったり、 道場が開いているのは午後のみで、しかもたったの2,3時間だけ。って言うのも多かった。 何か、本腰入れていないというか、本業の傍らサイドビジネス的にやってるっぽくて、私としては嫌だったんだなぁ。。。 NYや都会へ行けば、日本人のやっている、しっかりした道場は見つけるのはた易いと思うんだよね。 でも半田舎へ来ちゃうと、そうも行かない。 以前は、グレーシー柔術だったんだけど、見学した後割と感じの良かった道場が近くにあって、 空手は諦めてそれにするしかないのか。。。と考えていた所に、行き成りプエルトリコへの駐在が決定しちゃったんです。 度重なる約3年毎の引越しもあったし、 まぁ旦那に言わせれば、私の“変な拘り”も、邪魔してたのは確か。_(^^;) 旦那は、「空手じゃなくてテコンドーやカンフーでも良いじゃないか!」って言うんだけど、 私は何故か空手じゃなきゃダメ。 しかも極真空手。 これだもん、中々見つけられるわけ無いんだよねぇ。。。 プエルトリコでは探索の結果、“極真空手”はあったんだけど自宅から結構遠くて泣く泣く断念。 近場で旦那も昔ちょっとかじった事のある、“松涛舘空手”の道場を見付けたんだけど、やっぱり引越し真近だったから、中途半端になるのでこれも諦めました。 今回又ペンシルバニアへ戻って来て、早速極真の道場を探したけど、皆遠くてダメでした。 極真以外で、良いな。と思った道場も結構遠いし。。 どこにでもある“Tiger空手”は、コマーシャルやTVにもしょっちゅう出ている、全米各地に道場のある有名な所で、近所にもあるんだけど、 色んな人から話を聞いたら、良い噂が無い。 びっくりしたのは、あそこはブラックベルトをお金で買えるらしい。(嘘か本当か知らないけど。。) それに以前見学に行った時に、何かちゃらちゃらしたイメージがあって、旦那も気に入らず、迷わず却下って所でした。 今回やっと見つけたのは、自宅から20分程の所にある、沖縄流の空手道場。沖縄流なので武器(古武道)も教えてもらえます。 見た感じも余計な物、怪しい物は貼っていないし、シリアスな雰囲気が充分に漂っていました。 ブラックベルトが沢山居て、レベルに合わせて個別に指導って言うのも良い。 契約金も要らないし、値段も手頃。 しかも1家族から2人、3人と入るとファミリー割引があって、それも大きい。 それに毎年1回、沖縄からグランドマスター(師範)の有名な先生が訪れるらしく、もう即決でした。 因みに後でこっそり胡散臭いのは嫌なので、この沖縄の日本人の先生の事を、しっかりインターネットでチェックしてみました。 先生の名前で探索をかけたら、出るわ出るわ。 想像以上に有名な先生だったから、安心しました。 その後、ちょっと嫌がるMichaelを連れて一度やらせた所、 何と練習風景を見ていたTiffanyが、 「私もやりたい!」と言い始まった。 「え? 本気なの? これはお遊びとは違うんだよ。 本当にやる気?」 というと、 「Why not!」 それならって事で、次の練習からはTiffanyもやる事になったのでした。 父兄達は、ガラス張りの待合室から練習を見る事が出来るんだけど、Tiffanyのシリアスな事といったら。。。。 自分の子供を褒めるのも変なんだけど、まるで水を得た魚のように、生き生きしていて板についている。 パンチの入れ方も、ふらつかず“気”がしっかり入っていて、初っ端から様になっている。 とにかく目つきが違う。 相当に成り切っちゃっている。 余りに真剣で、しかも成り切り振りが凄いから、見ていて思わず、“(゜m゜*)プッ”って笑ってしまう事もしばしば。 もしかしてこの子は、 空手をやる為に生まれて来たのかも知れない! ( ̄▽ ̄;)!! な~んて、親馬鹿に思っていたら、 先生からも、中々筋が良い。と褒められ、本人益々その気。 次の練習が待ち遠しい、Tiffanyなのでした。 Michaelは、毎回練習に行くのを嫌がる割には、中々良いフォームのキックをするようになった。 旦那がこの間初めて見学に来て、 「へえ~。未だ始めたばかりなのに、他の子と比べたら断然良いキックをするじゃないか。これって日本人の血のせいなのかな?」と、ちょっとびっくりしていました。 とまあ、子供の自慢はこの辺にしておいて。。。。 ある日練習が終わるのを待っている時の事。 他の子のママさんから聞いた情報で、私が昔から迷っていた事の決心が、いとも簡単に決まってしまったのでした。 「今教えてくれている、あのブラックベルトの年配の女性の先生ね、空手を始めたのが何と40代の後半からなのよ。」 「え!」と驚く私に、彼女は続けて、 「彼女は相当な努力をして、短期間でブラックベルトを取得したそうなのよ。凄いわよね~。」 それを聞いて私は興奮気味に、 「実は私、昔から空手をやりたいと思っていたんです。 だけど子供が小さかったりで諦めて居て、Billy BlanksのTae-boで我慢していました。 最近は子育てにも余裕が出て来たから、“空手をやりたいな。”と言う夢が、再び強く出て来ちゃっていて。。。 でも年齢的に、躊躇をしていた所だったんですよ!」 と言うと彼女も、 「あら、実は私もやりたいのよ。でもこの身体でしょう?(彼女はかなりなポッチャリ型。失礼!) どこまで着いて行けるかね。。。 それに子供達からGoofyだって、相当笑われるとは思うんだけど、いつかはやりたいわ。」 彼女には、年齢はもっと上だけど私と同じく4人子供が居て、(男三人女一人)、全員空手をやっている。 何だか思いっ切り見え無い力で、 背後からグーっと押された気がした。 決断したら行動が“超”早い私。 そのまま受付へ行って、申し込みを済ませてしまった。テヘヘ。 家へ帰ってからその話をしたら、何とNicoleまでやる事になっちゃいました。 旦那は冗談かと思ったらしく、私が 「私も空手やり始めるからね。」といっても、 初めは全然本気にしていなかった。 空手着を見せて初めて,仰け反っていました。ヾ(@°▽°@)ノ まあ、どこまで続くか分からないけど、 やっぱり目標は黒帯でしょう。 誰が一番早く黒帯を取れるのか、 子供達は早くも競争心むき出しにしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/06/11 11:33:57 PM
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