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心エコーの検査に行った時の話。 エコーの検査技師がまた変わった人だったんですよ。 初めて見た時に彼の外見と雰囲気から、インド人かな?って思った。 受付に居た、その初老のインド人?の技師さんにreferralを手渡すと、 「2,30分、心臓をエコーで診るだけだから、痛くもないし怖くないからね~。」と、優しく話し掛けてきた。 エコー自体は、妊娠中に何度も受けているから勝手が分かっているし、 心エコーについても、どんな検査をするのかネットで詳しく調べてから行ったので、余り不安は無かったんだけど、その人の優しい話し方でかなりリラックス出来た感じ。 薄暗い検査室に通されて、上半身だけ裸になって前が開いているガウンを着て診察台に横になった。 あの透明なジェルを胸に塗りたくられて、左胸にプローブを押し付けられて(割と強く押し付けられたから痛かった~~)検査開始。 この方、聞く所によるとインド人ではなくて、パキスタンから来たそう。 彼の奥さんがまた、何かと小うるさいイタリアン・アメリカンなんだって。(本人曰く) それでね、その検査技師さんったら、 約30分の検査の間中、ず~~っと喋りっぱなしだったんです。 診察台に横になって早々、「あなたは元はどこの出身? フィリピーナ?」って聞かれて、 「NO! JAPANESE!」 と、私が胸を張って答えると、彼は凄く嬉しそうにして 「日本人か~。 道理で違うと思った。」と言いながら、私に微笑みかけている。 「何が?」と言う感じで、たぶん間抜けな顔をしていた私に、 「胸にプローブを結構強く押し付けるから、不快感を訴えて来る場合が多いんだけど、あなた何も言わずに耐えてたでしょう。 日本人は我慢強いからね~!」 から始まって、 彼のお父さんから、第二次世界大戦の時の日本兵の事を良く聞かされたとか、武士道や精神世界の話から、 とにかく日本に対してとても良い印象を持っているらしく、 彼の日本人に対するポジティブな話を聞いていて、日本人として嬉しかったっていうか、何だか照れくさい感じだった。 お返しと言っちゃなんだけど、 昔ロングアイランドに住んでいた頃、長男マイケルの出産祝いにと、Jenのクラスメイトのお母さん(パキスタン人)が、 「私の国では、誰かの家を訪ねる時に、絶対に手ぶらでは行かないものなんです。」と言って、 手編みの真っ白いケープと帽子のセットをくれた事があって、 その事を彼に話したら、益々饒舌になっちゃって 私としては、ちゃんと検査をしているのか、気になって仕方がなかった。 でも、喋りながらも要所要所はちゃんと押さえていて、 時々ベラベラ喋っていたかと思うと、急に話題を変えて、 今見ている画像の説明をし始めたり、 急に黙って、 「ここは強く押し当てて、正確な位置で当てたいから動かないでね。」なんて言ったりするから、 全ては完全に彼のペース。 あれこれ話をしている内に、“良い人間と悪い人間の見分け方”、 という話に流れが変わり、 宗教やオーラ等のスピリチュアルな話になって一気に盛り上がり、 何と、実は彼がヒーラーでもある、と言う事が分かった。 彼曰く、彼の家には仏陀からアラーからシバやキリストから、とにかく何でも飾ってあるらしい。 全ての宗教を尊重して、その良い所を受け入れる。と言う事も言っていて、 私も日頃からそういう考えで居たから、 彼に大いに賛同して話を続けると、本当に嬉しそうにして、より一層彼の舌も滑らかになって行った。 検査の最後の方で、 「これを見てごらん」と言われてエコーの画面に目を向けると、 血流が青と赤に綺麗に色分けされて、ドックンドックンと脈打っている私の心臓が映し出されていた。 鮮やかな赤と青の血流が、力強く心臓から出たり入ったりしている。 「う~~ん。。。確かに雑音は聞こえるね。。。でも、あなただったら大丈夫。 この心臓を見てごらん、医者が何を言おうと大丈夫だ、僕が保障するよ。」 ついでに、“ライオンの心臓みたい”と言う、妙な太鼓判を押されてしまった。 喜んでいいのか、ちょっと引きつった笑いをしていると、 「しかし、あなたは色々考え過ぎちゃったり、我慢し過ぎる所がある。 だから病気になるんだよ。 それにね、人が良いのも良し悪しなんだよ。 そういう所を気をつけなさい。 それから、ここ最近随分大変な事があったみたいだね。 相当ストレスを溜め込んでいるように見えるよ。」 って言われてしまった。 彼の知らない事なのに、それをズバッと指摘されて、思わずニヤケてしまった私。 確かにここ半年の内に、日記では書けない様々な事が重なって起こっていて、 彼の言う様に、結構ストレスが溜まっていたのかも知れない。 「え~!? 何でそんな事が分かるんですか?」 未だ会って30分も経ってない他人から、自分を見透かされた事にびっくり。 興奮して検査が終わって起き上がりながら、つい叫んでしまった。 彼は唯微笑んでいるだけ。 その後も色々とアドバイスをしてもらって、私は感慨深いものがあって、深く溜息をついていた。 彼は微笑みながら、診察台の上に座っている私の頭をHugしてから、 「君はとってもユニーク(独特、風変わり、珍しい)で、興味深い人間だね。」 と言って、 頭をポンポンと撫でられた。(私は子供か!?) はっきり言って私にしてみれば、彼の方がユニークなんですけど~~! 帰り際に、 「何かあったら、いつでも旦那さんと家に遊びにおいで。」 とまで言われて、握手をして帰って来た。 遊びにおいでって言われても、家知らないんですけど。 と思ったら、 「いつでもここ(病院)に居るから。」 だそうです。 何だかとっても不思議な人と巡り合っちゃいました。 後日分かった検査の結果も彼の言った通り、雑音はあるけれど心配ないそうで、一安心。 でも今度は、肺機能検査をする事になっちゃった。 今度も又、不思議な出会いがあるのかな。。。??? 何だかちょっと楽しみ~。 明日肺機能検査に行ってきま~~す。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/06/19 10:59:18 AM
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