カテゴリ:日常雑記
祖母の葬儀が終わりました。
正直、まだ実感が湧きません。 なんでやろ。 時間が十分に経っていないから。 それもあると思います。 でも、多分それだけじゃないんです。 わたしの身近な人で初めて亡くなったのは、一緒に住んでいた父方の祖父でした。 祖父の死は突然。 倒れた3日後に亡くなりました。 当時6歳だったわたしは、いつも見慣れた祖父が横たわっているのを見て、もう動かないのかとよく分からないながらも納得したような気がしました。 いつものように寝ているのとあまり変わらないような感じではありましたが。 でも昨日・今日見た祖母は、あまりにも変わり果てていたんです。 元々華奢だった祖母ですが、厳しい闘病生活のせいで、さらに小さくなっていました。 先月お見舞いに行って痩せてしまった祖母に会っていたのに、それまで記憶の中の姿が色濃いわたしには受け止めきれません。 これは本当にあのばあちゃんなの? 実はどこかに隠れてるんじゃないの? 早く「釣りでした」って言ってくれればいいのに。 そんなことを思っていました。 これからもしばらくは、頭でしか分からない状態が続くでしょう。 でも少しずつ、受け入れられる日が来るのかなぁ。 祖母は、今まで暮らしていた家のすぐ裏にある山の墓地に葬られました。 奇しくもそこからは、うちの実家や母の兄(つまりわたしの伯父ですね)の家の方向が見えます。 特に実家の近くの山とは向かい合っているような感じ。 これからも変わらず、見守っていてくれるということなんですよね。 最後に少しだけ、ほっとしました。 簡単にお墓参りができる環境ではないけれど、例えば朱印を集める時に訪れた寺社で想ってみるとか、わたしなりの供養をしようと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 17, 2008 12:44:34 AM
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