昨日、高校時代の恩師が亡くなられた。

　卒業してから、数度しかお会いしていない
僕たちが卒業して数年後に定年された、透析をしていて
体調はあまりよくはなかっただろう。

　昨日通夜に行ってきた、僕は遠く離れた校区外から
親元を離れて高校に行っていたので、その頃は今思うと
父親に対する反抗期の子供のようなところもあった。

　中学校のときに、県大会がありそのときに
先生の高校に来るように誘われた。

　その当時は、越境入学などはほとんどなく
僕の学区からははじめてのことだった。

　先生の競技に対する情熱は本当に偽りのない
献身的な素晴らしいものだった。
　そして何よりも、僕たちを一人の人間として
常に相手をしてくれた、、、、。

　怒られてばかりで、先生には本当に大変お世話になった。

　卒業して、OB会で

　「お前たちが現役のときがなんといっても
　　１番練習したのう、それにお前たちもしっかり
　　応えてくれてあんな練習は今じゃ考えられないのう、、、。」

　そういっていた、確かに本当に厳しく質、量ともに
半端じゃなかった。

　　僕も、自分の肉体の限界に幾度となく達した。
　気絶するまで練習をしたのは僕ぐらいだったし、、、。

　　自分自身でも日本で１番練習してたんじゃないかと
　本気で思っていた。

　　今の僕があるのも先生のおかげだ、あの体育館のベンチの
　上で先生が声をかけてくれたときのことはハッキリと覚えている。

　「君は絶対に強くなる、何よりもガッツが半端じゃないから。」

　　その言葉、ずっと忘れません。

　　先生お疲れ様でした、ご冥福をお祈りします。