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カテゴリ:生活
我々は余り気にしていないが、欧米人でも銀座等を見ると、街がゴミ一つ無くて綺麗なのに驚くそうだ。 私は昔、東南アジアの或る国に行った。その観光地で驚いたのは、ゴミ捨て場の中を歩く様なモノで、何処もゴミの山だった。日本はゴミの少ない綺麗な国なのです。 その理由を考えて見た。雑誌「到知」に出て居たが、基本的に日本人は昔から清潔で綺麗なのを好むようで、例えば大昔の神話に記載されているが、神社等では祓い清め等があった。 神社のお祓いで、神官は自身を祓い清めるが、そんな基本的な事が我々に息づいているのかも知れない。 英国の産業革命で貧富の差が大きくなり、貧しい人は無視されたが、江戸時代に日本を見た英国人は、日本では清貧と言うか、貧しくても小ぎれいにして楽しく暮らしている庶民を見て驚いたそうだ。 当時、ヨーロッパの道路には糞尿が一杯有ったそうだが、日本は昔から肥料として利用していたから、そんなモノは一切無かったのです。 そして街の綺麗さは、具体的には学校での掃除だろうと思う。これで大勢の国民が綺麗にしようと言う習慣を植え付けられたのだ。 驚いた事に学校で児童生徒に清掃を遣らせているのは、日本と韓国と台湾だけだそうだ。他国は全て清掃業者とか、その他の方法で掃除をしている。 そんな事で、最近は学校教育の一環として、清掃を子供達に遣らせる国が増えている。具体的にはエジプトである。 またごく最近だが、ワールドカップで終わってから、日本の応援団が客席の清掃をした。 しかも驚いた事にその後、他国にも波及して、清掃をする国が数か国も現れた。素晴らしい事である。 ここ30年、日本の産業は停滞しているが、こんな事で世界の模範に成れるのは嬉しい事である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.16 06:38:38
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