土佐一人新聞

　２月２８日の高知新聞に、島崎藤村の毛筆の手紙が掲載された。それを見て上手なのに驚いた。

　私は悪筆なので、昨年の１０月より、高知新聞のコラム「小社会」の筆写を細い毛筆で遣っているが、全く字は上手に成らないから、困って居るのだが、この書を見て、綺麗だから驚いたのです。

　藤村は小説家で、書家では無いと思うが、まあ昔は鉛筆もボールペンも無いし、当然パソコも無く、筆しか無かっただろうが、全員がこんなに綺麗に字を書いたとも思えない。

　今は殆どがパソコンで書くから、字は益々下手に成るだろうね。もう少し筆写を続ける積りだが、字が上手に成らない様なら、止める積りです。
　藤村の手紙です。

私の筆写です。