土佐一人新聞

　私は木工が趣味であり、余った材木でベンチを作り、自宅の上１００メータ程の所に太平洋を見下ろす県道が走って居り、そして、広く成っている駐車場に、そのベンチを置いたのです。

始めの数週間は時々観光客が座って、太平洋を眺めており、置いて良かったと思ったものです。

所が２カ月程前から、そのベンチが東へ５０メーター程移動されていた。其処は、太平洋側に木が生えており、海を見下ろせないのです。

実は、その駐車場は昔から猫が多く捨てられており、何時も３～４匹は居ます。そしたらそれを世話する人も居る様で、猫は生きていのです。　

そのベンチを移動したのは、猫の世話をしている或るお爺さんが移動しており、私はベンチが移動されたのを見る度に、風景の綺麗な元の所に返すのですが、又猫小屋の前に移動されており、困っております。　もう７～８回は元の所に移動したのに、どうしたものか、迷っております。

　どうも何故、元の所にベンチが移動されたのか、理由が分からない人のようで、どうも理解に苦しむのです。

年を取ると、他人が理解出来なくなる人が増えるそうですが、どうもその爺さんは自己中かもね、と思うこの頃です。
　
　足摺岬の方角です。