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カテゴリ:音楽
とうとう小澤が亡くなった。私の自慢は学生時代に、小澤の指揮で、ベートーベンの「第九」を歌った事です。 国際指揮コンクールで優勝して、まさか日本人がと驚いた時だった。優勝して直ぐだったし、それ程は有名で無かったから、素人の集まりである早稲田大学まで指揮に来て呉れたのだろう。 そして経歴を調べると、やっぱり優勝した後、未経験のブラームスやチャイコフスキーの交響曲を指揮し、慢心もあり経験不足を露呈。N響の楽団員の反発もあり、N響から演奏を拒否され、解雇になったそうだ。 小澤はショックで精神的に落ち込み、悲嘆に暮れたが、決意を新たにして再び渡欧し、頑張ったそうで、再浮上したそうだ。私が第九を歌ったのはその落ち込む頃だったのだ。 だけど今回の新聞ニュースを読んでいると、クラッシックの指揮者は白人しか居なかったそうで、其処に日本人が初めて入り込んだようだ。 まあ、クラッシックそのものが白人の文化から出現した音楽だろうが、不思議と有名な女性指揮者も居ない。ましていわんや黒人指揮者は皆無だ。指揮者の世界は何か古い様な気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.02.14 06:21:16
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