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カテゴリ:生活
2月26日の高知新聞に船で電力を運ぶ驚くべきニュースが掲載された。我々の常識では電気は電線で運ぶモノと思っていた。 そんな船が現在今治造船で建造されているそうで、25年に完成し、26年から運用に入るそうだ。 電気は電線で送ると送電ロスが出るそうで、電線から放電するそうだ。つまり遠くなる程相手先まで行くのにドンドン放電する。だから九州で発電しても、それを電線で北海道に送ると、多くが送電ロスとなる。 送電ロスがゼロになるには、絶対温度が必要らしく、電線をマイナス273度にもする必要があり、それは無理なのです。 常温での放電ロスがどの程度かは、素人の私には分からないが、船のバッテリーに貯めた電力を電気の力で動く船で運ぶそうだが、電線の送電ロスより少なければ採算に乗るのだろう。 しかも電力は常に発電と消費が均衡していないと成らない。しかも消費は刻刻と変化する。それに合わせて発電しているのだが、タマに余る場合がある。そんな時にこの船に貯めて、欲しい場所に持って行くそうだ。 また、最近は地球の温暖化で困っており、発電は可能な限り自然のエネルギーで発電した方が良い。つまり将来は太平洋や日本海での風力発電に成って行くだろうが、その電力を日本まで持って来るにも、こんな船が必要らしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.02.28 05:38:14
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