土佐一人新聞

　ビキニ環礁での米国の水爆実験から今年の3月１日で７０年らしい。私も当時は１１歳だったから、何となく記憶に残る。

　だけど５０年とか１００年目なら再報道も良いと思うが、７０年記念で、新聞が特集をする意味は、核廃絶の意味なのだろうと思うが、どうも良くは分からない。

　日本は広島、長崎、そしてこのビキニ環礁での沢山の漁船と、何度も大きな被害を受けている。

多分７０年での再報道には人の命の長さから意味はあるのかもと思った。何故なら被害者はもう後期高齢者しか居らず、数年で鬼籍に入るからだろう。そして5回の連載で、３月６日に終わった。

　ビキニの当時は、冷戦が勃発し、核開発に米ロが邁進した時期でもあった。そして今はロシアがウクライナに攻め込み、しかもロシアは核攻撃を仄めかす。片やハマスが奇襲で人質を取ったから、イスラエルがガザに攻め込み、大勢が亡くなっている。　

　世界中から核廃絶を希望するのは当然が、核保有国が、何処も賛成していない中、どうも理想過ぎるキライが有る様に感じる。だけどこの運動を続けて行かねばどうにも成らない。