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カテゴリ:生活
我が家は 高知の中央にある15キロ程もの細長い半島の中程にある。半島には県道が走っており、殆ど毎日の様に、私はその県道を車で走る。道の南下は太平洋で、北側は山で、道は急峻な坂にあり、横には住宅は無い。 所が3月26日だったか、やせ細った今にも死にそうな茶色の犬がその道に捨てられていた。どうも車に跳ねられたのか、後ろ左足を持ち上げて、3本で歩いていた。 そして次の日もその犬を目撃した。左足はかなり治っていたようだが、痩せているのは同じで、今にも死にそうな痩せ方だ。 今頃の日本は裕福な生活になり、まさかペットを捨てる人は居ないと思ったが、今でも居るのだ。これには驚いた。 そして29日、また街へ出る用事があった。だから食パンとペット用の骨を積んで、走ったが、犬は目撃できなかった。 ペットは家族の一員なのだし、どうにも成らなく成れば、自分で決断して、保健所に渡すべきだ。捨てると周囲の人に迷惑になるし、第一その犬が苦しい状態になり、最終は餓死になるのだ。 そして思い出したのは、今のガザである。大勢が毎日飢え死にしている。日本のマスコミはイスラエルを悪く書くが、原因はテロ組織ハマスである。未だに300名程の人質を取っており、これではイスラエルを悪く書くのは間違っている。 また痩せた犬で、思いだしたのは 昔の事だが、満州から逃げ帰った日本人が多かったのだ。食べる物もなく、釜山まで歩いて帰った人も多い。恐らくこの犬の様になりながら、歩いたのだろう。辛い話だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.31 06:03:22
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