土佐一人新聞

　私は、昔からお金を余り使わないのに慣れている。今は年金生活だが、月に約２０万円を国から貰っているが、使わない生活が慣れており、少々だが溜まって行く。

　だから年金が少ないとは思わない。十分だと感じている。第一、後進国から稼ぎにきている人々は、月に３、４万円で生活しているそうで、働いて貯めて、自国の家族に送金していると聞く。生活程度は色々あり、そんな金額でも死なずに、生きて行けるのです。

　そして誰もがお金を貯めたいと願っているのですが、要は収入と支出の差で、貯まるのだが、結論を先に言うが、支出を抑える事が、非常に重要だと思う。

　その一番の理由を述べるが、　収入に関しては、大抵が、自分以外の人の決定権が殆どで、自分で自分の収入を決められる人は非常に少ない。

殆どが会社の上司とか、顧客とかが大きくモノを言う。そんな条件の中で、旨く組織を動かしているのが能力のある経営者だろうと思う。

つまり収入増は、他人の決定権が非常に大きいのです。自分ではどうにも成らない場合が殆どだ。

　逆に、支出は自分と家族だけで、決められる。この差（収入と支出の決定権）は非常に大きいと思うのです。

　だから、お金を貯める重要な要素は少しのお金しか使わない事です。それでも十分に幸せに生きて行ければ良いのですから。

　つまり誰もが幸せに生きたいと希望するけど、その幸せは、お金も勿論大切だが、心の問題であり、お金の大と小とは、余り関係ない様に感じるのです。

　そんな事から、私にはサラ金が理解できない。サラリーマンが何かの事件で、お金を借りるのだろうが、その金利負担の、軽減のコマーシャルが良くテレビに出るが、私なら生活の為にはまず借金をしないからです。

　今まで商売で借金はして、遣って来たが、自分の生活の維持の為には借金は絶対にしなかったからです。

　だから今の政府の遣り方、つまり借金政策に大きい疑問を持っている。誰だって自分の子や孫には借金は押し付けないのにね。

その点女房は、優れている。１円でも支出を切り詰める。だから今の生活が維持できるのです。