沢山の蜜蜂に刺された
4月25日の朝、マルルと散歩をしていると、近所の叔母さんに「蜂の箱が倒れている」言われた。急いで散歩を切り上げ、その現場に急行した。夜中の大雨と、大風と、蜜を沢山貯めた為に箱の重さが増えた、の3つが重なり、土台に打ち込んだパイプが緩んで、箱が真っ逆さまに落ちていた。さて、どうするかである。丁度その日の午前は絵画クラブの展覧会で、私が会場担当に成って居た。つまり高知市内の会場に9時まで行く必要があり、自宅を8時に出発しなければ成らない。本来なら、煙を吹きかけて、戦闘意欲を無くして、作業に掛かるのだが、火を燃やす時間が無い。其処で網の帽子を被って、作業に入ったのだが、急いでいたから、首の所の網を閉め忘れた。また、蜂も夜中から、箱が落ち、興奮している。だから沢山の蜂が、私を襲って来た。しかも首の所が空いており、無数の蜂に刺される状態になった。殆ど何の作業もしない状態だったが、急いで逃げた。が、網の中の蜂が顔を刺す。網の上から手で叩いて潰して行くか、ドンドン刺されるのだった。そして、また現場に行く。そして、底板を別のパイプの土台に置き、逆さの箱を正常にして、其処底板の上に置き、屋根をしたが、もうずっと刺されっぱなしの状態だった。恐らく、首から上で30か所は刺された。唇だけでも3カ所も遣られ、唇が腫れ上がった。頭も首もジンジンと痺れている。顔は常に外に出て居るから固いのか、それ程は腫れないが、首や頭の髪の中は、腫れた。そんな状態だったが、車を運転して、展覧会の会場に行った。女房が「そんな状態で運転すると、何が起こるか分からないから、展覧会の担当を誰かに変わって貰ったら?」と言うが、急にお願いする訳にも行かない。結局その日は1日中、頭がヒリヒリして終わった。問題はその箱が正常になり、今後も蜂が住んで呉れるかである。中で巣が壊れて居ると、幼虫が蜂になるまでは、居るだろうが、その後は恐らく何処かへ逃げる可能性もある。だけど蜜蜂で良かった。これが雀蜂なら私は死んでいる。 発泡スチロールの屋根が下になり、底板が上になっていた。巣が大きく割れているともうアウトだが、少々の傷なら、蜂達が修理して、住んで呉れると思うが。 この写真は27日撮影しましたが、何とか蜂は住んでおります。この様に立て直してセットしています。 また重みで土台のパイプが沈んだら困るので、左右に1本づつパイプを足しました。