流し台の制作 (ログハウスの囲炉裏小屋)
数日前から流し台の制作に掛った。エノキの大木を掘って作っているのだが、流し台は水が常に流れる。そして木は濡れると簡単に腐る。だから透明の塗料を厚く塗る予定である。完全に塗料でカバーしないと、2~3年で腐って穴が開くだろう。 それにしても大きな失敗をしてしまった。チェンソーで最初の荒い掘り込みを入れる時、穴を開けてしまったのである。やり直しをするにも、このような大木で乾燥したモノを即入手はできない。 その穴に充て木を貼って何とかして埋めるしか無いのである。色々工夫をしながら穴は埋めたが、一生の不覚であった。 不覚の穴は写真のビール缶の直ぐ下のねずみ色の部分である。裏から別の木を当て、表からボンドに鋸屑を混ぜ、粘土のようなモノを作り、それで埋めたのである。 乾燥してから、グラインダーで研磨するとこのように修理は出来たが、非常に残念なウッカリミスであった。 次の問題は、排水の問題である。上手く排水管と流し台の底が密着し、水漏れが無いようにマッチするかどうかである。 DIYのマルニに行き、排水関係の色々な商品を見て、流し台の排水パイプを発見した。底の上下にゴムのパッキンが入っている構造なので、多分水漏れは無いだろうと買ってきた。 流し台の真ん中に、その排水管がピッタリとなる穴を開け、ニスを何度も塗って、乾燥してから、その後現場にセットした。結構難しい工事であった。