日本の食料自給率は38%らしい
前々から言われているが、日本の食料自給率は余りにも酷い状態で、カロリーベース計算では38%しか無い。 これを生産額の金額ベースの自給率だと58%だそうだ。大切な食糧なのに、どうしてこんなに大きく輸入に頼るのだろうか。 それにしてもこの数字の差は、恐らく日本人の食べる物に寄って、違って来るのだろうと思う。例えば肉だと、牛でも豚でも鶏でも、殆どの飼料は輸入だと思う。つまりカロリーベースで考えると、肉類は恐らく95%以上を輸入に頼っているのだろう。 だけど穀物でも、お米なら、余っているのだから、100%自給している。魚類だと、どうだろうか? 結構自給率は高いと思う。日本近海で取れた魚は輸出もするし、海外からの高級漁は結構輸入も多いだろうが、結構自給率は高いのではなかろうか。 そんな事で、新聞に自給率を上げようと言う社説が出たが、具体策は全く示されて居なかった。 品目に寄って、大きな差があるし、具体策は品目別になるからだろうと思う。だけどカロリーベースで38%とは、余りにも酷い数値である。しかも過疎地の農地は毎年次々と耕作放棄される。始の数年で雑草が生え、7~8年もすれば、雑木が大きく成り、山になろうとしている。