湯布院で観たもの・・
妹が母にお土産は自分のものを買ってねと小遣いをくれたと真面目な母は真剣に悩み この壷と暖簾を買ったそれぞれ1000円なり~~見えないでしょ?母も貧乏性が身についてるので高いもの買えないのよぉ気に入ったら それでいいんだものねこの頃とても母が元気で幸せそうな顔をしてるのが嬉しいです人間だから日々悩みは出てくるけど それには原因がある すべて自分から出ていたことなんだって想う・・因果応報・・・ただ自分がしたことが返ってきてるだけなんだって捉えると 何をすればいいかわかると思います20歳までは親に護られた私は自然と親の姿を通して人との付き合い方も学びました 父は「仏のかめさん」と呼ばれるほど穏やかな人だったので親戚や上司に苛められることもあったようですが、優しく返してましたね 一人息子で過保護に育ったからかしら 怒ることがめったになかったです 人にすご~~くお金を使っておりましたが、お金に不自由する事もなく ただただ真面目にコツコツ働き夜は遊ぶという 公務員でした 母は正反対な環境で母親一人で極貧時代を過ごし学校も出れない状態で 小学校の頃から結核をわずらっていた兄の看病を10年しその後 新聞広告の募集で大手銀行に入りました それから三十年間 子育てを終えるまで勤め上げ今は悠々自適な生活を送ってるわけで・・忙しかった母 遊ばなかった母 母の後ろ姿をみて育った私たち姉妹は 母の愛情を誤解していたようです こうしろ あ~しろというのがうっとおしい時期も 素直に耐えていたのが社会人になって 母を遠ざけてしまっていたって・・母を尊敬していた子供時代は 大人になって消え去り愛されなかった感覚に変わってしまってましたありのまま そのままを出して そのままでいいんだよって言う自分だけの母親が子供は欲しいのではないかしら? 自分が忙しいので子供のためなのよって 自分の価値観を押し付けてる間は子供は心を開いていきませんね でもこのところそのことを話合える母と娘になりまして・・・やっと主人が私たち親子にも理解を示すようになってきたんです 今までは否定的だった彼がネェ 人間って変わるものですね・・母の御蔭で哲学を学ぶようになり 母に自分達の思いを伝えることが出来た 世間体や地位やお金に重きをおいていた時があったから苦しみを知った 今は感謝しかありません苛められていたら 人に優しく! お金がなかったら人のために使いましょう! 病気になったら 病気になった人を励ましましょう! 人の愚痴を聞いたらその人の幸せを祈りましょう人に嫌われたら人に喜ばれる人間になることを学びましょう!自分がきっと他の人を嫌って いるがために傷ついた方がいたってことですもの すべて道理なんだって思います 大学時代にお付き合いしていた男性が一流会社に入り人事部でリストラ係だったんです しばらくたって会社が倒産・合併し東大卒の若者に頭を下げる立場になり、プライドが高い彼は病気になり今度はリストラされる立場に追いやられたそうです その話を聞いた時はショックでしたネ どうすることもできない時・・人は祈るしかないですね手のかかる子供を持つ親も どうしようもない夫を持つ妻もみ~~んな自分を育ててくれる 成長させてくれるために出てきた方なんだと想って 愛情いっぱいで関わっていくと 愛情を返してくれるようになってきますね愛情たっぷりかけあうこと それが平和に繋がっていくのでしょうね