日々の話

　

ばば様ネタで

先月、洗面所の水道を出しっぱなしにして気づかず、
二階下まで被害を出してしまったばば様。

保険の切り替え時に入らないと言ったので、
とうちゃんがこっそり掛けていて良かった！

下の階の方には天井、襖、畳三枚の被害で怒鳴り込まれ、
保険の事を知らないばば様はアタフタしておりました。
下の方には二度目の水害。
申し訳ないと思うのが普通でしょうが、
そこはばば様の性格！
「下の人怖いのよ」・・・・あったりまえだっての！

全く他人事のようにとうちゃんに任せ切。



同時進行で不幸がありました。

じじ様の妹が他に身よりも無く老人ホームで亡くなりました。

私は一度だけじじ様が亡くなった時に会ったことがある程度。

目が見えないのでじじ様が亡くなってからは、
時々ホームの職員さんに代読してもらうように手紙を書いていました。
年賀状は手で触って解るような折鶴や花等を添えて出していました。

特にとうちゃんに手紙のことを言ってなかったので、
ホームへ駆けつけたとうちゃんも驚いたようで、
直ぐに電話が掛かって来ました。
「お前が書いてくれた手紙、大事なものと一緒に綺麗に取ってあったよ」と涙声でした。

私からの手紙は納棺の時に一緒に入れました。

それからお骨収めまでの間、
じじ様の仏壇の横にでも並べてくれると思ったら、
ばば様はお骨の引取りを拒否！
義妹の事には一切手を貸そうとしませんでした。

今は、我が家に急ごしらえの場所を作って、
朝晩お骨と写真にお線香をあげています。

「お線香くらい上げに行くわ」と言っていたばば様。
来る気配もありません。


不思議なことに、お骨とはいえ、
なんだか人が増えたような気がしています。
毎朝「おはようございます」と声をかけ、
ワンコが煩いと「煩くてすみませんねー」などと言っています。



お墓に納骨するまでは家族として一緒に暮らします。