顔の見えない訪問者
今日が満月なのか、山の上に月がぽっかり。♪ぽ~っかり月がで~ましたらー ふ~ねをうかべてでーかけましょーな~みはひたひたうーつでしょう~ 風 すこしはあるでしょうー中也。友川かずき。少し気になって幾度もそのURLを開いてみた。もうすぐに取り消されていたというのに。。。偶然だろうか、あいつのことを書いた日に、あいつと同じ名の人がずっとここに来てくれていたこと。ありふれた名前なのだけど、漢字のその名で一度も訪れてくれたことのない人。URLがすぐに取り消されていることはよくあることだ。いつだったか・・・しんちゃんとの最後の日の悲しいやりとりを書いた時訪問してコメントを書いてくれた人は、私が返事を書こうとしたらもう取り消されていた。私は親しい人達には誰にも言わずにこのブログを仕事の合間の息抜きに書いているが、あれは誰だったかわかるような気がした。良い小説が書けそうですか?そう聞いてみたかったが、幾たびも生まれ変わって、幾たびも身を灼くような熱い恋をしたい人だったから、私なんぞに私小説を書くことを勧めるより、自分の恋物語や親友の身の上に起きた殺人未遂事件などを題材に、またきっといいシナリオを書いていることだろう、そう思いなおした。全然関係ない人かもしれないが・・・Mさん、花びらの乱舞する季節になりましたよ。夜桜の下、綺麗な着物を来た女の子はくるくるくるくる・・・また狂気の春が来て、私も一昨昨日また年をとりました。ところで、コメントを書く為だけにパソコンを立ち上げてくれたという風来坊さんはこんな春はどこの空の下でしょう?久しぶりに中也を思い出して歌なんかうたいましたよ。昨日、藤村の『初恋』を大和家の人達が歌っているのを聞きまして・・・『初恋』の歌は舟木一夫のものしか知らなかったもんですから、その澄みわたった美しい声に聞きほれてしまいました。そしてやっぱり朔太郎じゃないけれど『詩が一番』!今日は三好達治は書きませんけど、ちょっとワインなんぞ・・・。月は今雲間を照らしています。お元気ですか?