『霊観』を前に
三田さんという人は本当に超超能力者だったか、はたまた天才的手品師だったか。これは意見の分かれるところだが、透視能力に長けていたことは確かで、、、決して間違がわない透視となると、、、実験は例えインチキ臭くても、非常な能力のあったことだけは確かである。三田さんの『霊観』を読んでいて、世間の人はどうして、仙台での青葉城の透視実験のことや、京都での某屋敷の嵯峨天皇の話はしないのだろうかと思った。先生曰くは、超能力者の実験が不成功に終わる時というのは、会場にその実験の失敗を願う者たちがいる場合で、そういう時は黒い雲のようなものが目の前を覆うそうである。第三の眼=真澄の鏡が曇るというわけなんだろう。まーわかるような気はする。私は手品だろうとなんだろうと、生きておられればお会いしたかったな~とよく思う。以前買った本は洗心会発行のもので、霊観は名前を変えた自覚会本部で、神戸市須磨区とあるから、先生関係なくとも近いし感じがしてしまうのだ。