心が弱いのだな~
私が尊敬していた若社長はその前は笑う宗教という宗教をやっていた。宗教はお金が儲かるからやろうと思ったんだそうだ。私はその宗教のことをたまたまテレビで見たことがあって、その宗教の教祖が社長だったんだと知ってなんだか不思議なご縁を感じたことだった。その儲かる宗教をやめた理由は、信者というのはなんでもどんな無理難題にでも従ってくれるんだそうで、その姿にただただ怖くなったんだとか。その時、俺は宗教の教祖にはなれないな~と思ったんだそうだ。幼少時、王仁様だけには何でもハイ!と言ってしまったというお方。ま~宗教の教祖にでもなんにでもなれそうな方ではあったが、石切さんから雇ったアルバイトの巫女さんのお告げにハイと従う信者というのは、引導を渡す、、、自分で決められないことがあって、それを誰かに決めて欲しいだけなんだと仰っていた。しかし真の宗教とはなんなのかを知らず、正しい心の持ち方を学習もせず、統一教会は別格だとしても、どこかヘンな宗教団体などとは思わず入信し、多少思ってはいても色々教義を守って勧誘活動している人達を何人かは知っている私としては、その場その場では説得はしてみるけれども、離れると死ぬというような植え付けられた恐怖心を取り除くことは容易ではないし、その恐怖心は生まれながらに培われた恐怖心だし、世話焼きでもなく運命論者でもある私はすぐに説得を諦める。自分の人生は自分で歩く以外にないんである、と。もしその人たちの人生に本気で関わるなら、相当の覚悟がないと説得なんか出来ない。ヘンな宗教団体に嵌った人達を、そこから脱出させるということは容易なことではないんである。