死んじゃったのかな~
子供の頃ではない。我が家が初めて飼った猫。死にかけている捨て猫を、近所のおばあさんが連れて来たから、病院に連れて行って、それから買い始めたのだ。片目はもう治らなくて、でも、誰が見ても美人の猫で、人懐っこくてやんちゃすぎるくらいやんちゃで、自分勝手で。やっぱり体は弱く、病院に行くことも多かったけれども。昨日の昼に出て行ったきり、、、帰って来ないんだそうだ。トイレがままならなかったし、もう痩せるだけ痩せていたし、死期は近いと思っていたけれども、もう一回くらいは会いに行けば良かった。お茶目は絶対に家で死ぬと思っていたのに、昨日出て行って、、、夜は?体も悪い寒がりのお茶目が、この冬空に、だ。生きてると考えるほうに無理がある。切ないね。猫はぼけてても、体が不自由でも、死ぬ時まで自分の足で死にに行く。人間は?本当にエライ!死に際。母親が死んだことを知っているかのように、今日はおまえの産んだ猫たちは死んだように動かないのだよ。でもーお前のお母さんは拾って育ててやった私じゃーないか。お別れの挨拶くらいしなくっちゃ。家で死ねば良かったのに。私は今日は内田善美の「空の色ににている」を思い出していた。