過剰包装である
紙絆を買ったのは何十年ぶりか。山に良く行っていた頃によく買っていたのが未だ残っていて、今もあるにはあるのだが、子供の時以来か、親指の先っちょが割れてしまって。畑仕事っていうのは指があれるのね。年のせいもある。こういう傷の時は指サックの方が良いような気がするが、そもそも最近はどこに行けば売っているのかがよく分かっていない。ということで薬局に行った。大きな店というのはどこに何があるか、これまたさっぱり分からない。困ったことだ。しかし高い。何じゃらほい!たった6っつで500いくら?ええー!箱が金ぴかで随分立派である。ところが開けると半分くらいの大きさの袋が6個。さらにそれを開くとその半分くらいの絆創膏。これは絆創膏代より包装の料金だろう!大体日本はー他国のことは知らないがーなんに限らず過剰包装の物が多い。食品一つとってもやたら良さそうなデザインで、中身は全然たいしたことはなくて、デパートの包み紙が過剰だと言っていた頃より更にひどい。何か買い物をして帰ると、そのほとんどがゴミである。わざわざ発泡スチロールを使ったり、プラごみになりそうな容器ばかりだったり。見せかけで買わせようとしているのだろう。例え見せかけだけでも良いと思うのは食事の盛り付けくらい。料理にあったお皿などは見た目楽しいし、美味しい物はより美味しく、そうでないものもそれなりに感じられる。しかしこの世の殆どの物は中身そのものが勝負の筈である。買わせる為の戦略が行き過ぎだろう。