|
全て
| カテゴリ未分類
| 食神
| 傷官
| 偏官
| 印綬
| 傷官・偏財
| 三浦綾子
| 父母レター
| 脳内革命
| 断食
| 健康
| 童話
| 随筆
| 韓国語歌
| ラマダーン
| タイピング
カテゴリ:断食
近頃は午前3時50分頃になると鳥の声が聞こえます。鳥の鳴き声を久しぶりに耳にしたことが新鮮でした。何年ぶりだろうかと。懐かしさと共に、日の出前に起きれば鳥の声を聴く事ができるという発見を得ました。 今年のラマダーンがこれまでと違う点があります。今年2020年は4/23-5/23迄でしたので、GW+コロナ禍の臨時休業とで合計20日間も休みがあったのです。 何をしたかというと、二つあります。前半が読書、後半が歌詞集づくりです。読書というのは、一人の作家の本、全41冊を読み上げるという目標が私の中にあり、ほぼ半分に到達しました。 最も分厚くて頁数の多い、550頁に及ぶ長編小説の単行本があり、難儀して手をつけられないでいました。今回それを読みこなしたことから、残りがすいすい運ぶだろうと着地点が見えてきたこと、これは私の中では大きな進歩です。 後半の歌詞集づくり。今年1月から韓国では「明日はミスタートロット」というサバイバル・オーディション番組が高視聴率で話題になっており、2月の始めにはYouTubeで情報を掴みました。 爆発的な人気がなぜ起こったかというと、これまでヒットしたトロット歌謡曲を、参加者たちが練習に練習を重ねて、持ち歌の歌手よりもっと磨きをかけて歌ったことにあります。 すでに活躍しているプロの歌手たちの多くもオーディションに挑戦したのです。そのクオリティの高さに視聴者たちに魔法がかかりました。 私は韓国歌謡のカラオケサークルで4年間歌っていたのですが、興味を本当に持って歌っていたというほどではありませんでした。2月に、「ああ、とてもいいな」と歌に恋が芽生え出しました。 歌詞集を作るという計画は年始めから持っており、100曲を目標に掲げていましたが、思うように進みませんでした。ラマダーンに入ってから、「明日はミスタートロット」の動画から本格的にピックアップを開始しました。 まずは30曲を完成させようと下方修正しましたら、取り組みやすくなりました。曲を選び、歌詞を探し、韓国語から日本語に翻訳していきます。次に韓国語の歌詞にルビをつけていきます。 自分でも歌いながら、歌詞集を活用する人が上手く歌えるようにルビは何度も何度も精査します。それをするのに30回は曲を聴いて、声を出して歌ってみて、修整を加えます。 話題曲の歌詞を自然な日本語に調整しながら、ラマダーンの後半になって涙があふれてきました。韓国は「詩」の国です。 一般の本はあまり売れなくとも詩集は安定した売り上げがあるといいます。その芸術の「詩」に曲がついて、歌われているのだと知りました。 サバイバル・オーディションであるため、そこで味わう喜怒哀楽の涙は激しいです。勝つ者、負ける者、悔しさをバネに再チャレンジする姿に、視聴者も我が身に重ねて沢山泣きます。 このラマダーン期間に思いました。人類歴史に堕落という事件がなかったとしても、創造本然の喜怒哀楽や悔しいという感情を、神さまは用意されていたのではないかと感じました。 実力もあり、魅力も充分ありながら、対決においては勝ちを譲らなければならなかったり、断念せざるを得なかったり。勝負は、負ける姿も美しいと思った場面がありました。 その映像の闘いの中に人生があります。またTOP7の、一人一人のWikipedia;ウィキペディアに関心を向けて見ていくと波乱万丈の苦労の物語があります。ところが、それらは全部歌で報われます。 歌の表現者においては、過去における悲しかったこと、辛かったこと、体験した全てのことが歌に生かせるということに気づきます。韓国の「恨」の文化の意味が少し理解できた思いです。 それらは神さまへの祈りにも通じていて、歌い込むほど、歌い手は心が洗われていくのです。そうであるため、勝利者のTOP7のメンバーたちは目の瞳に湖があるような美しさが現れています。 そういうわけで、私が作りあげようとしている歌詞集は、まず日本語の「詩」の良さで大衆を惹きつけ、この言葉は韓国語ではどう表現するんだろうという興味を沸かせます。 そして、一曲、歌を覚えてみようかという思いをおこさせます。「歌で習う韓国語」クラスの教室、36席が一杯に埋め尽くされたらいいなという絵を想像するのです。 ラマダーンが終わりました。ああ、今年も無事に終えられて有難い。これまで、続けて来られたのは、生活が平和であったからです。ラマダーンに出会ったきっかけは、そもそも断食に関心があったからです。 ヨガ、西式健康法、甲田式一日一食、「長生きするには朝食を抜きなさい」という本を見つけ、本の影響からプチ断食を体験していました。 ラマダーンの断食はきっとたやすくできるだろうと、旅行記を読んですぐにやってみようと閃いたところから16年続いています。断食を通して効用を感じるのは、身体面と精神面が澄んでいくという実感です。 2020/05/24(日)イード(5:00~7:00) 庚子/辛巳/丁卯
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年05月25日 01時40分21秒
コメント(0) | コメントを書く
[断食] カテゴリの最新記事
|
|