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テーマ:仕事しごとシゴト(23709)
カテゴリ:うし・ウシ・牛なお仕事
今日のお仕事。搾乳後、牛さんの手術のお手伝い。
産後、餌を食べなくなったとかで、診察を受ける。そしたら・・・ この子は出産後11日目、第4の胃が場所を変えてしまう「第四胃変位」という病気になってしまいました。 この病気は、多くの場合、分娩後2週間以内に発症するといわれています。変位になる前には第一胃は小さくなり、第四胃にはガスがたまっていくことが多いそうです。第一胃が小さくなる原因は、牛がエサを十分に食べないから。(えさがおいしくないとか、ストレスやほかの病気で食べることができないなど)そんなこんなの原因で、アンモニアが第四胃に流れ込み、発酵してしまいガスが発生します。普通だと、たとえ、そうなっても、ガスは腸に送られ排出されるみたい。 先月きたときは、(乾乳中)乾乳舎から脱走するくらい、元気いっぱいだったのにな。 牛さんの場合、ほとんど牛舎で手術となる。入院なんて聞いたことないかも・・・ 簡単に手術の流れをいうと、毛を刈って、お腹開いて、胃を元の位置に戻して動かないようにして、お腹を縫って・・・終わり!! 牛さんの場合、痛くても苦しくても、口が聞けないからなんにもいえない。しいていえても、「モー」のみ。 もし、牛版「バウリンガル」←犬の言葉を人間の言葉に翻訳できるキカイ? があったら、「痛いよー、痛いよー」ってずっといってるのかな?人間だって術後は痛いことが多いもんね。 ヘルパーがみて、はっきりと「おかしい」と感じるときは、結構手遅れのことが多い。(私の腕が悪いのかも・・・)毎日みているわけでもないし。←いい訳するわけじゃないけれど。 1ヶ月1・2度では全体を把握することはなかなか難しいのが現状です。(よほどひどい子は覚えてますが)搾乳や餌やりだけやっていればいいんだから・・・なんてわけにもいかないときが、長くこの仕事やってるとたくさんあります。 !!酪農家の方々にお願い!! ヘルパーを頼むとき、ちょっとでも体調が悪そうな子がいたら、必ずメモしておいて下さい。(薬の使用状況や餌の指示など)できたら、獣医さんも予約しておいて下さい。お願いします★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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