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ひよきちわーるど

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2005.09.12
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カテゴリ:この国の行方


今回の選挙を戦うに当たり
私の原動力となったものは 娘の言葉であった。

こんな暑い中、交通費も自腹、手弁当。

行く先々で必ずしも好意的な対応ばかりではない。
ひどく傷つくこともある。
腹立たしいこともある。

車のなかはクーラーはきいているけれども
ガラス窓を通して直射日光に晒される。

それも長時間。





後部座席では 娘が自分のお気に入りの本をどっさり持ち込んで
おとなしく読んでくれている。

彼女の座席にもちゃんと冷房の風が届いているかどうか
確認しながらの走行。

彼女にも夏の直射日光が当たり
そのたびに娘も日の当たらないよう工夫しながら
座席に座ってくれているのである。






本来ならば
娘をいろんなところに連れていってあげたかった。
遊園地にも 公園にも。

本来ならば楽しかるべき休日に
親子して軽自動車に乗り込み、
こうして動き回っている。

今の私にできることといえば
車のなかで大好きな歌を一緒に歌うこと。









娘に「ごめんな。」といったら

彼女は大きく目を見開いて

「ママ、頼むな。
 みいちゃんたち、戦争に巻き込まれたくないから
 
 日本が戦争にならないよう、今、がんばってな。」











これが 今の私の原動力である。








20歳の時から活動はしているけれど
子供を持って 改めて戦争の悲惨さを痛感。









娘に遺しておけるものはなにもないけれど

今、こうして闘っている母としての姿だけは
彼女の記憶に残しておきたいと思う。









私の両親も闘った。

私もそれを見て育ってきた。

その姿を
今度は私が次代に伝えていく番である。







私たちが心から訴えたいこと、

皆に分かってもらえなくてもいい。




けれど

分かってくれる人は必ずいるはず。














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Last updated  2016.01.12 00:02:40
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