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カテゴリ:思い出の人
着信履歴が消せない。 友人が大変な中 わざわざ携帯にかけてきてくれたその着信履歴。 家の留守電には友人の声が遺っている。 本当に律儀な、礼儀正しい人だった。 友人はその留守電の中で ちょっと恥ずかしげに 折り目正しく 言葉を選びながら話している。 一体 病院内のどこからかけてきてくれたのだろう。 車椅子で大変だったろうに・・・・。 今朝は その友人の遺してくれた声を 繰り返し繰り返し巻き戻して聴いている。 あなたのために もっともっとたくさんのことできたはずだった。 こんなにはやく逝ってしまうと分かっていたら 毎日でも逢いに行ったのに。 逢いに行くと あなたは 「遠いところをありがとう」と笑ってくれたね。 今にして思えば 遠くなんかなかった。 全然遠くなかった。 時間がどれくらいかかったとしても 電車を乗り継ぎさえすれば あなたに逢うことができたのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.01.01 22:14:38
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