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カテゴリ:故郷
昨夜 不思議な夢を見ました。 パソコンをしていましてふと後ろをふり返ると 私によく似た女の子が立っていました。 髪は長く肌は小麦色。 その子を見て 「あの子だ」と思いました。 その子を抱っこして階下に降りていく途中 「大きくなったね」と心の中で呟いていました。 生きていれば 今、小学2年生になっているはずでした。 階下に着くと同時に 私の目の前には、幼い頃を過ごした飫肥の街並みが見えてきました。 懐かしいなと思いながら 夢の中の私は車を運転しているのです。 「せっかく故郷に帰ってきたんだから 車ではなく、自分の足で歩こう」と思い そしてまた 小さい頃可愛がって下さった近所の方々のことも想いました。 あの頃の人々と せめて1時間でもいいから同じ時間を過ごしたいと思いました。 そしたらどんなに安心することだろう。 思い出の中では 近所のおじちゃん、おばちゃん達もまだ若くて とても元気で 彼らに囲まれている私はまだ10歳くらいの女の子で 毎日夕方になると近所のお友達が住宅内を走り回って 空には金色の夕焼け雲が流れていて けれど 幼い頃一緒に過ごしていたそのほとんどの方々は 今はもうこの世の人ではないのです。 夢の中では 家の玄関前に松の葉が散らばって それを掃かなければ・・・と思いながらドアを開けると 部屋の中にはまだ赤ちゃんだった頃の娘。 何だかね、過去と現在とが混ざって そして もういないはずの人も夢の中では生きていて 随分と不思議な夢ではありましたけれど 夢に助けられたことも事実です。 昨夜はいろいろなことを考えて 不安になって なかなか寝付けませんでした。 寝付けぬまま 無理矢理眠りの世界に入った夜に 懐かしい故郷は 私の夢の中にあらわれるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.01.01 21:44:12
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