ひよきちわーるど

とうとう今年の春には「不惑」の年を迎える。

「不惑」。成る程な・・・と思う。



もともと私は
「自分の意見」というものを持つタイプではなかった。

常にまわりの意見を聞き
それに従って生きてきたように思う。




けれど一体いつからだろう。

「私はこう思う。」と
面と向かって人に言うようになってきた。



自分のこういう変化に対し
「私は傲慢になってきているのだろうか。」と悩んだ時期もあった。

けれど「自分の意見を言う」と言うことと
「傲慢になる」とは明らかに違う。







私が現在どのような組織に入っているかということを知っている人は
この楽天の中では１人しかいない。

いつかは個人的に話すかもしれないけれど
少なくともこの日記の中で公表しようなどとはさらさら思っていない。





私はその組織の中では比較的というか、とても「いい子」であって
疑問を差し挟むことも、反抗することも全くないまま
３０代後半になってしまった。

で、今、この年になって「反抗期」なのである。


納得できないことはしない。
疑問をぶつける。
嫌なものは嫌だという。




今のこの反抗する姿を知り合いが見たら
卒倒（笑）するかもしれない。






けれど私にとっては　必要な「反抗」だと思っている。

反抗すると言うことは
自分の頭でものを考え判断しようとしている証拠であって、

これからこの組織の中で生きていく上で
絶対に必要なことだとも思っている。

自分の意志で
「この中で生きていこう」と本気で思い始めた証拠でもある。



だからまわりの方々には
私のことを信じて見守って頂きたいと思っている。







何だか訳の分からないことを書いてしまっているけれど（笑）
自分の「意志」でとにかくやってみることは
なんて爽快なのだろうと思う。

今までは人に言われて無理に納得して行動していたから。

随分窮屈な思いで生きていた。








考えてみれば　人生の分岐点に置いて
自分の意志で決めたことに対しては何の悔いも残っていない。

進学にしても、結婚にしても
自分をとりまく状況がどうであれ　自分の意志で決めてきた。

だからこそ途中でどんなに辛いことがあったとしても
負けることなく、ひたすら前に進むことができたと思っている。





逆に自分の本音を隠して　ただまわりの意見にのみ従ったときには
なんと言うか、上手くいえないのだけれど
心にしこりが残るとでも言うべきか。

何となく不完全燃焼なのである。








今年、いよいよ４０代。

やるべきことは２つ。


上述の組織の中において
どっぷりとつかって生きていくと言うこと。

いつかはその中で
中心となって生きていかなければならないのだから
同じやるなら徹底してやる。

その組織を守り、強固なものにしていく。







そして今年、
数年前からあたためていた自分の夢への第１歩。

誠に小さな小さな第１歩ではあるけれど
とにかくやってみようと思っている。










ひよきち。

ようやくスタートラインです。