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ひよきちわーるど

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2006.01.27
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カテゴリ:お料理


今日も香寺へお野菜を買いに行って参りました。

往復1時間半の道のりではありますが
家族のため、ひと頑張りです。




今日は大根、水菜、里芋
白菜に人参。

そしてカブラのお漬け物を購入致しました。





娘は1歳の頃から無農薬野菜に親しんでいますので
お野菜の美味しさをよく知っております。

「ピーマン嫌いな人の気持ちが分からない。」などと言って 
ばりばり食べています。

私の幼い頃と大違いです(笑)。

私などピーマンや人参が大嫌いでして
夕食時に残してはいつも親に叱られておりました。






・・・彼女が3歳の時だったかな。
お野菜の切れ端を 毎日せっせと庭の隅に埋めていたんですね。

そうしたら何とお野菜の芽が出てきましてね
そのまま大きくなって花が咲き 実がなったんです!



確か キュウリと里芋、そして南瓜だったかな。

まるまると太ったキュウリを 娘はもぎ取って
そのままばくばく食べていたんです。

「きうり甘い。美味しい。」と呟きながらね(笑)。


庭で収穫した里芋も、まるでお餅みたいに柔らかい。
時期を大幅にずらして収穫できた南瓜もホクホク。




化学肥料を使わなくたって
素人だって こんなに美味しい野菜を育てることができたのです♪

それまで何年間も 
庭に穴を掘っては野菜の切れ端を埋めていたのですが
それで庭の土が良い具合に肥えてくれたのかな?って。





収穫したお野菜をいただきながら
野菜ってこんなに美味しかったのか!と
その時、とても感動したんですね。




・・・ふと傍らを見れば まだ幼い娘が
はぐはぐとお野菜をほおばっている。

それもね、必死になって食べているんです(笑)。
人参もピーマンもトマトも「んまい、んまい」と言いながら。

夫も「美味い!」と言って笑っている。





そんな家族を見ていて 
何だかこういうのっていいなぁ・・・って思いました。

自分がちょっと頑張れば
こうやって家族の笑顔を見ることができるんだなって。







正直に言いましょうか?

私ね、結婚する前は
「錠剤のような物で栄養補給できればいいな。」というタイプだったんです。


お料理するのも好きですし
そういう本などを見るのも好きだったのですが

自分自身内臓が弱いので 
「食べる喜び」を余り知らなかったのです。


食べるという行為は 
私にとりまして 「喜び」どころか「苦痛」でさえありました。





おかげさまで 夫も娘もお腹が大変強いタイプですので
食べることに対し何の不安も持たずにすんでおります。

私など相変わらずの体質で 未だに食べる楽しみは無いのですが
それでも お料理に励むことにより
家族の笑顔を間近で見ることができます。






ここ関西に来まして思ったこと。

正直な気持ちを書かせて頂ければ
確かに神戸など お洒落なお店がたくさんあるんです。

メニューもたくさん、そして美しい。
もちろんお味も申し分ない。





けれど どうしてでしょう。

体の調子が思わしくないとき
脱力感が激しくて起きあがれないとき

食べたいと思うものは 
素朴な シンプルなもの。





幼い頃 祖母の畑でもぎ取った真っ赤なトマト。
庭で育てていた小さなイチゴ。

近所の人が素潜りでとってきた天然の牡蠣。
漁船からあげたばかりのマグロ。






大切なのは どう加工するかではなくて
素材をどう吟味するかということ。

どんな食べ物を美味しいと感じるか
ということではないかなと思います。







幼い頃から 祖母にずっと言われ続けていた言葉。

「食べ物を薬だと思って食べなさい。」






40代を目前にして
そして守るべき家族を持って

この言葉が 改めて胸に響きます。











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Last updated  2015.12.10 11:08:24
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