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ひよきちわーるど

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2006.01.30
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カテゴリ:生きていくこと


月草さんより教えて頂いた「鳥の歌」。

私にははっとする言葉ばかりでした。

心に深く残った言葉を中心に
この日記にて取り上げていきたいと思っています。

そしてこの日記にて取り上げた記事を
まとめる形で「月の都」にてアップしていきたいと思います。




冷戦が激しさを増し、核戦争の脅威が世界中にひろがったとき
私は自分が自由に使えるただひとつの武器、
私の音楽をひっさげて平和運動に乗りだした。


パブロ・カザルス「鳥の歌」
ジュリアン・ロイド・ウェッバー著







・・・自分にとって平和のための武器とは一体なんだろうと思いました。



カザルスにとっては それが音楽でした。

人によっては絵画の場合もあるかもしれない。
言論を武器として使う人も出てくるもしれない。

文学、演劇、その他様々な方法があると思うのです。

天から与えられた才能を 何のために使おうとするのか。
そこにこそ その人の真の姿が浮かび上がってくるように思います。





数年前、神戸で開かれた「ライナス・ポーリング展」。

20世紀を代表する科学者の一人であり
ノーベル化学賞、平和賞を受賞した人物でもあります。




1959年8月に行われた
第5回原水爆禁止世界会議においての博士の講演。


「ライナス・ポーリング展」ではその原稿の直筆を見ました。

発表直前まで推敲を重ねておられたそうで
その推敲のあとが凄まじかった。

「核実験禁止の嘆願書」も拝見し
多くの科学者の名前が書き連ねてあるのも目に致しました。






・・・思ったのです。

自分の持てる限りの力を出し切り
平和のために動くことの何と崇高なことかと。





カザルスとポーリング。

住む世界も 進む道も全く異なっています。
けれど両者の中に流れる平和への思い。





ここに再度2人の言葉を掲げます。
全く同じことを伝えていることに感嘆致します。



私には、たった1人の子供の命のほうが
音楽全部よりも価値があった。(カザルス)



科学の真理よりも人間が大事である。(ポーリング)











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Last updated  2015.12.08 02:26:55
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