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ひよきちわーるど

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2006.08.20
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カテゴリ:茶道


大学を卒業した春の頃
町田に住む大叔母のところにご挨拶に伺いました。
今から20年近くも前のことです。

叔母は 伺うたびにきちんと着物を着こなし
またその姿がとても自然でした。

自宅で茶道教室を開きお弟子さんもたくさんいらしたとのこと
叔母にお茶をいただきました時にも
「お茶を難しく考える必要はありません。」と仰っていました。



私自身、自宅において
自分で着物を着付けられるようになりたいと思いましたのも、
そして今回 娘に茶道を習わせようと思いましたのも、
全てこの叔母の影響を受けていると思われます。

夏の暑いときにも涼しげに着物を着こなし
お茶事も自然に身についている・・・本当に素敵な叔母でした。




お茶を美味しく 感謝して頂く。
それだけでいいんですと仰っていました。

先達がこう言い残しているとか、本にこのように書かれてあるなど
それはあくまで先達の言葉、そして本を書いた人の言葉であって
自分のものではない。

確かにお茶事に纏わる多くの言葉、大切な言葉
心せねばならぬ言葉は多くある。
しかしその言葉に触れ、どれほど思索を及ぼしたとしても
あくまでそれらは「借り物」なのである。

お茶に対しては「自分のもの」を自分でつかみ取りなさいと
・・・そういう意味合いのことを仰いました。




この秋、関東に行く用事がありますので
できることならば町田にまで足をのばし
大叔母に会いたいと思うのです。

かなり高齢でいらして もう90代かと。

多くのことを今一度教えていただけたら・・・と思うのです。











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Last updated  2015.10.14 23:47:52
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