ひよきちわーるど

明日１１月３日は私にとりまして特別な日です。

３３年前のその日、事故に遭い
死について考えるきっかけとなった日でもあります。

母に言わせますと　それまではのんびり屋でどこかほんわかとしていた私が
その日を境に黙り込み　子どもらしさがすっかりなくなってしまったとのこと。

・・それも致し方のないことではあると思います。




確かに失ったものはありますけれども
逆に得たものも多かったのではないかと。

右手に傷が残りましたことでお洒落をすることをあきらめました。
どこか引っ込み思案のところが多くなりました。
病院を殊の外怖れるようになってしまいました。

しかし、死について自分なりに考え始め
この一生を大切にしようと思い始めたことも事実です。

ダンプが自分の目の前に迫ってきたとき
生への執着心がもの凄い勢いで自分の中から噴出したこと
死はいつでも自分のそばで口を開けて待っていることを肌で感じました。





１１月３日は　私にとりまして原点の日でもあります。



補記　春になりにけるかも１
　　　
　　　春になりにけるかも２

　　　春になりにけるかも３