ひよきちわーるど

今日は娘のお茶の日です。

前回のお稽古の日に私、先生から
「お稽古を本格的にやってみない？」とお誘いを受けたのですが
今日、そのお返事をどうしたものかちょっと困っているのです。

もちろんお茶は好きです。
もう少し本格的にやってみたいなという気持ちはありますけれども
でも、正直申しまして躊躇しているのです。

我が家は一馬力でしょう？
ひよ自身もお客様から注文を頂き作品を作っておりますけれども
それでも夫のことを考えましたら私の収入など微々たるものです。
家計に貢献などできておりません。

そのことを考えましたら
お昼間夫が一生懸命お仕事をしている時に
妻である自分がお稽古に通う・・ということに対しやはり躊躇してしまうのです。

このことと全く同じ理由で６年前、大好きだったバレエもやめました。
バレエとなりますとレッスン料、衣装代、その他見えない部分で
多額の金額がかかります。

夫は「好きだったら続けなさい」と言ってくれましたけれども・・
やはり・・・いろいろ考えました末やめました。






お茶の先生が仰ってくださったお言葉がとても嬉しかったのですね。

「○○さんがあまりに熱心に取り組んでおられるから
　私も嬉しくなってそれでお誘いしたのよ」と。

そう、お茶の世界好きですし
こんな奥深い世界はないのではないかと思うのです。

今回の一連のお稽古は
娘のお稽古に付き添うという形での参加でした。

ですので私、お稽古中はうしろの方に座って見学していたのですけれども
ただ見学するだけではいけないと思い（笑）
先生方のお点前をノートに書き写したり
先生方にいろいろな質問をしていたのですね。



・・・しかし、先生がわざわざお声をかけてくださったことと
自分の躊躇する気持ちと
板挟みになりましてずっと悩んでいたのです。

ご自宅での教室となりますと当然のことながら毎月のお月謝も必要となりますし
そのお月謝もさほどお安くはありません。
一主婦が自分のことにそんなに時間とお金をかけてよいものだろうかという
そういう気持ちもあるのです。

自分に金額をかけるぐらいなら娘にかけたいという気持ちもあります。
自分を卑下するとかそういうものではなくてね。

一家の主婦として今、自分のやるべきことを考えた上で
そして自分の立場を弁えた上での正直な思いです。




お稽古が後１時間半で始まります。
そろそろ自分の考えをまとめなければ。